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2008年8月 5日
現在、いくつかの出版物の編集作業を行っています。
最近は、デジタル入稿も一般的になり、原稿をデータでいただくことも多くなりました。
けれども、まだまだ﹁アナログ派﹂の方も多く、編集作業も割付用紙とにらめっこ、行数・文字数・写真スペースなどを計算しながら進めていくということもあります。
昔ながらの編集作業ならではの利点もあります。
編集者が顔をつき合わせてその場で論議しながら必要に応じて文献を確認しつつ同時に作業を行いますので、その原稿から付随して得られる知識というものが一気に膨らんでいきます。
原稿のもつポテンシャルを一番味わい、感じることが出来るのは、編集者ではないかと思います。
今回の編集作業でもどれだけ学ぶことが多かったか計り知れません。
さて、編集作業で必要なのが﹁校正記号﹂
どのような編集作業を行うにあたっても、少なからず校正記号の知識を持っていたほうが、編集作業はスムーズに進んで行きます・
なにしろ、訂正内容を正しく簡潔に伝えることができますし、統一した書式ルールにより内容をきちんと共有することができるからです。
の書式は、これまでJIS規格として定められていましたが、近年のコンピューターによる校正が多くなったことに対応するために、2007年1月、印刷校正記号のJIS規格が改定されました。
その内容が下記 校正舎さんのサイトに印刷校正記号一覧として掲載されています。
一度眼を通しておくことは大事なことだと思います。
■関連サイト
JIS Z 8208‥2007 印刷校正記号一覧
■関連サイト2 徳永先生の新聞教室