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2008年1月 4日
貞昌院の太陽光発電設備は、平成15年度NEDO・新エネルギー非営利活動促進事業として平成15年(2003年)11月4日より5.5kWの太陽光発電設備を運用しています。
運用から4年2ヶ月(ちょうど50ヶ月︶が経過しました。
新年にあたり、これまでの月別発電量の推移をグラフにしてみました。
オレンジ色が昨年、2007年の発電量ですが、3月、5月、6月、8月の発電量が多くなっていることがわかります。
晴天率が高く、日照時間が長かったことの結果といえます。
太陽光発電は、風力発電設備のような駆動部分が無く、メンテナンスに殆んど手間がかからないという特長があります。
実際、設置してから一度も修理をしたことがありませんし、パネル面を掃除したこともありません。
それでも、発電量の推移を見てわかるとおり、ほとんど発電効率は落ちていないことがわかります。
これが一番の長所といえるでしょう。
一年間の発電量の合計の推移は
2003年 584 KWh
2004年 6,221 KWh
2005年 6,000 KWh
2006年 5,137 KWh
2007年 5,909 KWh
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総計 23,851 KWh
︵設置年の2003年は参考値として掲載しています︶
となりました。
設置︵2003年11月︶から2007年末までの50ヶ月間での発電総計 23,851 KWh の環境貢献の目安を参考までに記します。
■二酸化炭素排出抑制量
7,498 kg-CO2
■森林面積換算
2.1 ha
■原油節約換算
5,414 リットル
最近は環境意識の向上から、自然エネルギー発電設備を設置する企業が増えました。
また、発電設備を自前で持っていなくとも、グリーン電力証書などを利用し、大規模な自然エネルギー発電設備から電力を購入して、環境貢献を行うこともできます。
グリーン電力証書
あるAという企業が風力など自然エネルギーで起こした電気を使いたいと希望すると、日本自然エネルギー株式会社がA社に代って風力発電会社に発電を頼みます。こうして実際に風力で発電した証として﹁グリーン電力証書﹂が発行されます。
A社は電気料金のほかに、プレミア料金をつけて支払うことにより自然エネルギーの開発・普及をサポートする会社として社会的に認められることになります
貞昌院では、敷地内に自前の太陽光発電設備を設置してありますので、グリーン電力証書のしくみを使わずとも、実際に使用する電力の8割程度は太陽光発電の電力でまかなうことができています。
ということで、このブログを動かしている貞昌院サーバーも、直接太陽光発電の電力で稼動しているわけですので、シンボルマークを作ってみました。
■詳細報告はこちら
貞昌院太陽光発電設のページ