« 箱根駅伝・往路2区を力走する選手たち | 最新記事 | 太陽光発電4年余の記録 »
第84回箱根駅伝復路は、復路1分14秒差で2位スタートの駒澤大学が逆転し、3年ぶり6回目の総合優勝を果たしました。
12年ぶりに往路を制した早稲田大学は、箱根の下り6区を区間賞の走りで駒澤に3分11秒の差をつけたものの、7区駒澤・豊後に追い上げられ、2分14秒差。
そして8区・深津がみごと区間賞の走りを見せ、戸塚中継所では僅か15秒差に。
9区に入り早稲田・三輪と駒澤・堺の併走がしばらく続きましたが、権太坂の下りで一気に突き放されてしまいました。
私は、10区・大手町ゴール付近での応援でしたが、戸塚中継所で応援されていた teraさん から「差がわずか十数秒」との情報をいただき、その後続々と入る速報に一喜一憂しながら、選手達の到着を待っていました。
10区・新八ツ山橋では、1分35秒の差。
少しづつ差を広げられています・・・・
さすが、選手層の厚い駒澤大学。
6区終盤で3分以上の差を冷静かつ着実に取り戻し、日本橋を渡る頃には、逆に2分20秒余りの差をつけていました。
駒澤大学の総合力がもたらした優勝でしょう。
早稲田大学も大健闘。よくやりました。
----------------------------
※注:繰上げ・棄権があるため、順位と通過順が一致しない場合があります。
※○位という表現は、順位と通過順が同じ。○番という表現は、あくまでも通過した順番を意味します。
早稲田のアンカー・神澤は、理工学部の2年生。これからも楽しみな選手です。
それにしても、今年は戦国駅伝ならではの様相を呈し、予選会出場の中央学院大が3位、そして何と言っても関東学連選抜が4位と大躍進をみせました。
逆に、優勝有力候補の順天堂が5区で棄権、復路では大東文化大学が9区で、東海大が10区で途中棄権という波乱に満ちた大会でもありました。
昨年は、山の神、順天堂・今井の強さが際立った駅伝でしたが、今年は早稲田大学が山の神を味方につけ、箱根の山登り・山下りの5区、6区で区間賞を取り、これが総合2位の原動力になったといえます。
思い返せば、この ブログの一本目の記事は、2005年、第81回箱根駅伝において、10区で区間記録を出つつ後一歩及ばずシードを逃し、涙する選手たちの写真を掲載しました。
本当に悔しかったのですが、この悔しさがあったからこそ、今年の躍進があったとも言えます。
今年は駒澤大学の選手層の厚さが他大学を大きく上回っていました。おそらく来年も好成績をだすことでしょう。
駒澤大学と早稲田大学の両者が競う駅伝を、来年以降も是非見たいものです。
駅伝人気は過熱する一方。
この人の多さは尋常ではありません。
昨日は紺碧の空、そして今日は駒澤大学応援団と
新人立てり立てり
竹は波うつ
晴れたりこの空
この我が駒澤
漲る緑は
光と渦まく
旃檀林 旃檀林
時代は正しく
飛躍し来れり
捉えよ 輝くこの現実
我等が校旗は 雲と起れり
駒澤大学、おめでとう!!