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2007年12月25日
境内の梅の枝にミノムシの蓑を見つけました。
おそらくオオミノガでしょう。
そういえば、最近ミノムシを見かけなくなりました。
その原因はオオミノガに寄生するオオミノガヤドリバエといわれています。
オオミノガは、蛾の形になるのは雄だけですし、雌は蛾にはならず、一生蓑の中に留まるというような特長的な性質があります。
実に不思議な生態です。
子どもの頃は、ミノムシに色紙や毛糸で蓑を作らせたりして遊びましたが、今や貴重な存在になりつつあるのかもしれないですね。
オオミノガヤドリバエなどに負けずに生き残って欲しいものです。
外は寒風が吹き荒れていますが、蓑の中はきっと暖かいのでしょう。
枝の梅の蕾もだいぶ膨らんできました。