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2007年9月16日
はやってます‥布ぞうり 古布使い手作り、健康効果も期待
柔らかい布の感触が、素肌に心地いい。古布を再利用して手作りできる楽しさも魅力だ。布ぞうりをスリッパ代わりに愛用する人が増えているという。6?8月に出版された作り方の解説本は約10冊。教室も各地で開かれている。
﹁初めてでも2?3時間あれば1足編めますよ﹂と、富田林市内で雑貨のネット販売を行う﹁Beans︵ビーンズ︶﹂の店長、小豆︵しょうず︶美佐さん︵39︶。手づくり小物の講師としても活躍する小豆さん主宰の布ぞうり教室に参加した。
今回は、カラフルな綿ニットの材料キットを使っての講習。まずビニールロープを足に引っ掛け、それを軸にしてつま先から編んでいく=写真。隣に座った清原弘子さん︵73︶は﹁出来上がったら友達に見せなきゃ﹂と、デザインを考える顔も真剣。女性14人が輪になって、おしゃべりも弾む。最後にかかとを丸くし、鼻緒を付けて完成した。
﹁足の指の開放感がある﹂﹁表面のデコボコで、足裏が刺激される﹂と、健康効果を期待する受講者も多い。小豆さんによると、バスタオル1枚で片足分、Tシャツなら3枚で1足分作れるそうで、﹁子どもの着古した服は、2カ月で全部処分できました﹂。歩くだけで床掃除もできる、主婦にはうれしいアイテムだ。
︵9月15日毎日新聞︶
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不用になった布でエコぞうりづくり
不用になった布で草履を編み、自然環境への負荷を軽減しようと﹁さき布エコぞうりづくり﹂がこのほど、二宮町の生涯学習センター・ラディアンで開かれた。同町教育委員会が主催した。
指導したのは、環境省公認の環境カウンセラー・大内えりかさん︵58︶=横浜市在住。使い捨てのライフスタイルを見直し、資源やエネルギー節約を心掛けて次世代に豊かな自然を残したいと、県内各地で環境教育を進めている。エコ草履作りも、その一環だ。
参加者は着古した浴衣やシーツ、洋服などを持ち寄り、約幅五センチのひも状に裂いて、丹念に編んだ。二時間ほどでカラフルな草履が次々と誕生。大内さんによると、自宅でスリッパの代わりに用いると温かくて感触も良く、外反母趾︵ぼし︶の予防にも効果があるという。
︵カナロコニュース︶
8日に大船観音寺で開催されたゆめ観音アジアフェスティバルに出店されていたWe21ショップのブースでも、古布を使った﹁エコぞうり﹂の実演を行っていました。
WE21ショップでは、﹁もったいない﹂の精神で、善意のリサイクル品の売り上げをアジアの女性の自立支援に充ています。
﹁エコぞうり﹂は、ショップで売れ残った商品を利用して作成されています。古い衣料を布地にし、さらに裂いて紐状にしたものをぞうりに仕立てたものが﹁エコぞうり﹂です。ゆめ観音の実演でも、多くの方にこのぞうりの存在を知っていただいたのではないでしょうか。
私たち僧侶にとっても、内履きとしてのぞうり︵単ぞうり︶、外履きとしての草鞋の存在は欠かすことの出来ないものです。
例えば、托鉢の際には、藁縄で編んだ草鞋を履いていきます。
⇒托鉢はこのような感じです
本山修行中には、藁縄の代わりに、梱包用のビニール紐で草鞋の作り方を学び、自作した草鞋で寒行托鉢に出かけました。
蛇足ですが、写真のように、﹁耳﹂がついているのが草鞋︵わらじ︶、﹁耳﹂が無く花緒があるのが草履︵ぞうり︶です。
古布のぞうりは、特に普段の生活においてオススメです。
足が自由になりますし、足裏を適度に刺激してくれる感覚が心地よいです。
歩くだけで床掃除という効果までは思いつきませんでした。
確かにそうですね。
作り方に興味のある方は下記をどうぞ
古布で作る﹁布ぞうり﹂