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2007年9月12日
ゆめ観音アジアフェスティバルの際に軽のワゴン車をレンタルしました。
それはそれは便利に使わせていただいたので、それは良いのですが、返却する時にちょっとした事件はおきました。
レンタカー返却の際にはガソリンを満タンにしなければなりません。
そこで、近くのガソリンスタンドへ。
給油する際には給油口が左右どちらについているのかが大事で、自分の車なら分かっているのですが、レンタカーですと事前確認しておくということを忘れがちですね。
まあ、今回はスピードメーターのところに﹁給油口は右﹂というように書いてありましたので、その点は問題無しでした。
せっかくなので、どうして給油口が車によってまちまちなのかを調べてみました。
Q. ﹁自動車の給油口の左右はなんで決まっているの?﹂
A. ﹁ガソリンスタンドの方に給油口の左右を間違える人について聞いてみました。﹂
﹁レンタカーや友人の車で来るお客さんは間違える人もいますが、自分の車で来るお客さんもよく間違われますね?。﹂
○○石油?○○店 営業部長 ○○さん
法律で決められているのかどうか広島陸運支局で聞いてみました。
﹁そのような法律は特にありません。﹂
中国運輸局 広島陸運支局 先任自動車検査官 ○○さん
車に詳しいディーラーの人に聞いてみました。
﹁車の給油口は、まず、エンジンの置き方︵駆動方式︶が関係します。エンジンの置き方が決まるとマフラー︵排気管︶の位置が決まります。マフラーは、設計・デザイン上右にある車と左にある車とあります。マフラーの位置が決まると、給油口の位置が決まります。給油口は、マフラーと反対の位置にきます。マフラーは、熱を持つため、あやまってガソリンに引火しないよう安全を考慮して給油口を反対側につけます。﹂
外車の広島屋 営業部長 ○○さん
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給油口 なぜ左右まちまち?
車の給油口は、どうして車種によって右だったり左だったりまちまちなのでしょうか。︵奈良県 ○○さん 52︶
﹁メーカーの方針﹂﹁デザイナーの好み﹂など諸説がありますが、真相は分かりません。個人的には﹁安全性を考慮して、必ずマフラーと逆の方向にある﹂という説が最も有力だと思います。それより、意外に知られていないのが、最近の一部のクルマには﹁右か左かが分かるように燃料メーターにマークがある﹂ということです。ガソリンマークの近くに給油口が右なら﹁→﹂、左なら﹁←﹂のように、マークが付いています。知っていましたか?
︵ガリバー自動車流通研究所チーフディレクター ○○︶
︵2006年10月12日 読売新聞︶
なるほど・・・・・
きまぐれで左右が決まっているわけではないんですね。
ということで、話の続きを。
車を降りて、いざ給油口を開こうと思っても、それらしいレバーがありません。
よく分からなかったので、ガソリンスタンドの方に給油口を開けるところからをお任せしました。
ところが、店員が数分探しても見つからず・・・・・もう一人の応援を得ても見つかる気配がありません。
グローブボックスから車の使用説明書を取り出してさらに数分。ようやくその方法が分かりました。
給油口がどうして左右まちまちなのかは、マフラーの位置によるということで理解できます。
けれども、せめて給油口のレバーについては、ある程度統一しておくことはできないのでしょうか。
車の専門家であるガソリンスタンドの人が梃子摺るような仕組みというのは如何かと思います。
ちなみに、大抵の外車は、給油口を開けるレバーそのものがありません。
なぜなら、ドアロックをしているときには給油口は開かず、ドアロックを解除した時には自動的に給油口が手で開けられる仕組みになっているからです。
これならば、給油の際に迷う事はありません。
国産自動車は、給油口を開ける際に、何故、給油口レバーをわざわざ用いる仕組みにしているのでしょうか。
不思議。