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2007年2月 2日
平成19年2月1日、官報にて平成20年︵2008︶暦要項を発表しました。
主な内容は﹁春分の日﹂、﹁秋分の日﹂は、それぞれ3月20日、9月23日になります。
﹁みどりの日﹂︵5月4日︶は日曜日になりますが、翌5月5日も﹁国民の祝日﹂︵こどもの日︶であるため、更に翌日の5月6日︵火曜日︶が﹁休日﹂となります。
日食は2回、月食は2回ありますが、日本では日食が1回、月食が1回だけになります。
http://www.nao.ac.jp/koyomi/yoko/
春分の日、秋分の日は、法律により、次のように定められています。
国民の祝日に関する法律︵昭和23年法律第178号︶
第2条 ﹁国民の祝日﹂を次のように定める。
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
私としては、春分の日も秋分の日も﹁自然をたたえ、生物をいつくしむみ、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。﹂として欲しいところですが、同じ定義にすることはできなかったのでしょうか。
まあ、法律としては、意味が分けられてしまっていますが、春彼岸にも、祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ風習は、当然あるわけです。
さて、﹁春分の日﹂及び﹁秋分の日﹂は、法律で具体的に月日が明記されておらず、天文用語である春分日、秋分日を元に定められていますから、毎年2月に翌年の﹁春分の日﹂及び﹁秋分の日﹂を国立天文台が計算し、官報で発表されることになっているわけです。
その暦要項は、以下のとおりです。
http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
なぜ、来年の分までしか﹁春分の日﹂﹁秋分の日﹂が分からないのか。そのあたりの詳細な考察は
■関連トピックス
お彼岸のトリビア(1)
でまとめてありますので、併せてご参照下さい。
暦に関するもう一題。
来年の二十四節気もあわせて発表されました。
立春は、太陽黄経が 315度 になる時点を元に定義されますから、来年の立春の日は2月4日︵太陽黄経315度=20時00分︶となります。
なお、今年の立春は昨年2月1日に発表され、2月4日となっております。
春の節分は、立春の前日ですから、今年の節分は2月3日、明日ということですね。
豆撒きと併せて太巻き寿司の﹁丸かぶり﹂を行う風習もすっかり定着しました。
全ての災いを取り除き、吉をもたらすとされる歳徳神さまがいらっしゃる方角が恵方です。
今年は2007年ですから、恵方は﹁壬﹂の方向。
すなわち北北西に向かって﹁丸かぶり﹂を行うわけです。
なぜ2007年の恵方が﹁壬﹂の方向なのかは下記トピックスをご参照下さい。
■関連トピックス
幸せをもたらす方角