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この時期、三浦半島では、砂浜でこのような光景を見ることができます。
・・・なにかいっぱいぶら下がってますね。
その正体は、三浦海岸名物、干し大根です。
三浦半島は大根の名産地としても知られており、一面に広がる畑では収穫のシーズンを迎えています。
特に、豊かな日照と、温暖な気候、そして何よりも大根に適した土壌によって、良質の大根が育ちます。
また、このあたりは有機農法が盛んで、コスモスやマリーゴールドを畑に植えることによって、自然に豊かな土壌が産み出される工夫がなされています。
そして、その仕上げが、この海岸沿での天日干し作業です。
大根は、天日で干すことによって、タンパク質や糖質、そしてカルシウムが作られ、味に深みが増していきます。
たっぷりの潮風にさらされた大根、おいしくないはずがありません。
天日熱、地甎熱の厳しさは無いけれども、こんな光景を眺め、波の音を聞きながらゆったりした時間を過ごすと、いろいろなアイデアとかが浮かんできそうです。
人間も大根と同じで、あせらず、ゆっくりと、時間をかけてでもいろんなことを吸収していけば人間としての深みが増していくのかも知れませんね。
蛇足ですが、近所の街路樹、すずかけとか、モミジバフウなど、2月になってもまだ落葉しないものが結構あります。
例年とはかなり温暖な冬である事がここからも分かります。
異常といえるほどの暖かさです。