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2006年7月14日
7月盆の棚経2日目。
街を廻っていて駅前の建設中の東棟側のマンションのクレーンが降ろされている光景に気づきました。
以前、高層マンションで景観はどう変わるか
http://teishoin.net/blog/000394.html
の時と比べて、かなり進捗が進んでいることが分かりますね。
さて、皆さん、疑問に思ったことはありませんか?
高層ビルを建設する時に欠かせないタワークレーンは、建物が完成したときにはどうやって降ろすのだろうか・・・と。
その答えは、
石川島運搬機械株式会社のタワークレーンのひみつ
http://www.iuk.co.jp/howto/t_crane.html
に詳細に解説されています。
簡単にいうと
■クレーンを使って屋上に一回り小さなクレーンを組立てる。
■その小さなクレーンで元のクレーンを解体し地上に降ろす。
■さらに一回り小さなクレーンを組立てる。
■以下繰返し。
■人の手で分解され、エレベータで地上に降ろされる。
ということになります。
・・・・・・・・・・・・ところが・・・・・・・・・・・・
かの駅前マンションは、L字型をしており、その中の空洞部分にタワークレーンのタワーがあります。
従って、分解するまでも無く、そのまま降りてきて終了ですね。
うまく出来ているものです。