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2005年12月22日
22日で宗務庁は仕事納め、年末年始の休務期間となります。
といっても、それぞれの寺院での行事があるために、休みと言えませんが・・・・・
宗務庁に級階査定委員専門部会委員として宗制財務規程の素案作成に携わらせていただいていましたが、昨年10月から、その級階査定実務のための専門職員として勤務しています。
寺院財産申告に基づく負担点数の計算に関する各種係数の設定、試算の繰り返し、各宗務所などへの説明、委員会での審議、宗議会、寺院財産申告書類の準備、発送、そして送達された申告書・証憑の整理、精査、台帳入力・・・・今年もさまざまなことがありましたが、特に年の後半は申告書類精査を含めた査定実務も佳境に入り、基本的に残業は午後7時位まで行っています。
仕事納めに給与の源泉徴収票もいただきました。
※世間では僧侶は税金を納めていないという誤解がありますが、すべて会社員と同じく、給与所得制となっています。もちろん、いただいた給与には所得税が課せられています。
これだけだはとても生活できるような収入ではありませんが、まあ、こういう仕事は任に当たって他に譲り難し、宗門に微力ながら貢献できればという思いで勤めさせております。
次期の級階査定のあり方の模索、身近な所では、今仕事を手伝っていただいているアルバイトの皆さんの頑張りに応えることができるよう、環境作りも改善すべきところはたくさんあります。
全国各御寺院さんのところに申告書における不明な点をいろいろと問合せさせていただいていますが、その節はどうぞよろしくお願いいたします。