« 万灯供養 |
最新記事
| ゆめ観音アジアまつり前日 »
2005年9月 1日
バグダッドで6百人超死亡、テロのうわさで群衆パニック
イラクのバグダッド北部で31日、祭礼に集まっていたイスラム教シーア派の巡礼者の間で﹁自爆テロが起きる﹂とのうわさが広がってパニックとなり、川に飛び込むなどして多数の死者が出た。イラク移行政府によると、死者は600人以上にのぼる。周辺では実際に同日朝、迫撃砲による攻撃があったため群衆が不安に陥ったらしい。イラク戦争後の一度の事件による死者数では最大の惨劇になった。
http://www.asahi.com/international/update/0831/020.html
大変な大惨事となってしまいました。
亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りいたします。
このような、多数の人間が密集した状態︵群集状態︶では、一般に判断力が低下し、興奮性が強くなり、衝動的・無責任的な言動をとる傾向になることが分かっています。
この群集の中に生まれる特殊な心理状態を、群集心理といいます。
衝動的で興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して付和雷同しやすいということから、大惨事を引き起こす要因となってしまうのですが、決して人ごとではありません。
私たちは、何時このような状況に巻き込まれてしまうか分からないのです。
何時でも冷静に判断できるように心がけておくことは決して無駄にはならないでしょう。
ちょっとした心がけが生死を分けるかもしれません。
地下街で大地震起きたら…﹁地上に逃げる﹂4割・東京で調査
東京都内で大地震が発生した場合、地下街利用客のうち約4割が
﹁すぐ近くの階段から地上に逃げる﹂と答えていることが、
警視庁警備心理学研究会の調査で31日までにわかった。
同研究会は大地震の際、地下街の出入り口付近での混乱が予想されるとして、
﹁避難経路の明示や的確な情報伝達が重要﹂と指摘している。
調査は聖心女子大の菅原健介教授︵社会心理学︶らに委託。
今年3―4月、都内10カ所の地下街で管理事務所や店舗関係者、
利用客の約2800人を対象に実施し、約2300人︵81.4%︶から回答があった。
地下街の安全性について、利用客の59.1%が﹁危険である﹂と回答。
生き埋めやパニックになることに不安を感じており、
37.1%が﹁すぐ近くの階段から地上に逃げる﹂と被災直後の自分の行動を予測した。
地下街管理事務所の76.7%が﹁大地震対策を取っている﹂とした一方で、
店舗関係者の58.2%が﹁︵対策を取っているか︶わからない﹂と答えた。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050831AT1G3003R31082005.html