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2005年6月25日
境内にハンゲショウの白い葉が目立つようになりました。
﹁半夏生﹂とは、太陽の黄経が 100 度になる日の事を指します。
これは、夏至から11日目︵7月の2日頃︶です。
夏至の日に﹁ハンゲショウ﹂の葉は白くなりはじめ、花を咲かせます。
半夏生のころに葉全体が白くなります。
ハンゲショウの名前は、葉の半分くらいが白くなる事から、半化粧と名づけられたともいわれます。
毎年決まって、半夏生の時期に葉が白くなり、花を咲かせる、自然のメカニズムには驚かされるばかりです。
自然は立派やね。私は日記をつけておるけど、何月何日に花が咲いた。何月何日に虫が鳴いた。ほとんど毎年違わない。規則正しい。そういうのが法だ。法にかなったのが大自然。法にかなっておる。だから、自然の法則をまねて人間は暮らす。人間の欲望に従っては、迷いの世界だ。真理を、黙って実行するというのが大自然だ。
NHKスペシャル﹃永平寺 104歳の禅師﹄より