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町内会防災部、要支援者委員会を中心に、昨年より能登災害支援バザー・募金にお寄せいただいた支援金を寄託してまいりました。
代表有志メンバーにより羽田空港から能登里山空港へ。
能登の地はまだ雪が残っていました。
まず最初に輪島市に入り、輪島市社会福祉協議会事務局にて支援金をお渡しし、能登半島地震発災から現在に至るまでの詳細のお話や質疑応答の時間をいただきました。
その後、輪島市内へ。
震災発災から1年以上経過しているとはいえ、道路が通行できない箇所も多く、また、倒壊してしまった建物の解体も不動産の所有権の関係でなかなか進んでいない状況です。
平時はいつも賑わっていた朝市通りも、火災のために広い範囲の被害となってしまいました。
それでも朝市は、ショッピングモールの中で、出店可能な店舗から仮営業を再開しています。
この春休みに少しでも多くの方に能登の地へ訪れて欲しいとのことです。
仮設住宅はさまざまな形式が建てられています。
プレハブ式や、熊本式と呼ばれる木造のもの、また、インスタントハウスも見られました。
輪島市周辺の海岸は、地震により地盤が4mほど隆起したため、海底や突堤の基礎が海面より上にきてしまっている様子がわかります。
そのために、港から船が出せず、この場所で漁を再開するにはまだまだ時間がかかりそうです。
この日は穏やかな天気のもと、日本海に沈む夕日を眺めることができました。