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貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)は、桜が咲く前の時期に植替え作業を行っています。
蓮は、秋から春にかけては、水面の上の葉や茎は枯れて、水面には何も無い状態が続きます。
冬の間、蓮根は土の中で栄養を蓄えていて次の世代のための準備を進めています。
新しい蓮根は、前年度の古い蓮根の下にできますので、古い蓮根を取り除くの植替え作業が必要になります。
この植替えをしないと良い花を咲かせてくれません。
冒頭の状態から土を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。・・
このようにもう新芽が伸び始めています。
芽を折らないよう、静かに静かに引き揚げます。
今年もたくさんの蓮根が収穫できました。
蓮根は長く連なっていますので、3節程度に切り分けて植替えていきます。
以前、蓮植替えの一連の作業をまとめた動画を作成しましたので改めてご紹介いたします。
今年も美しい花を咲かせることを期待します。