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まずは、大阪人権博物館です。
大阪環状線芦原橋に程近い場所に大阪人権博物館があります。
この博物館には十数年前にも来たことがありますが、展示内容がだいぶ変更になっていました。
1985年に開館した日本で初めての人権に関する総合博物館である大阪人権博物館は、昨年、大阪府知事と大阪市長により展示内容が差別と人権に特化しているということ補助金の全面打ち切りが表明されました。
資金面において存続の危機に瀕しており、サポート制度など独立採算に向けた改革が進められています。
本年度、宗務所の人権学習のテーマとしたアイヌ民族などの展示も充実しています。
ゾーン2 「共に生きる・社会をつくる」コーナーでは、暮らしを支えるさまざまな製品の展示が行われていました。
お寺で使用する仏具などは、大阪の産業が少なからずの部分を支えています。
これらの産業は、江戸時代の身分制とともに展開してきました。
ピースおおさか大阪国際平和センターでは、主に戦争を主題とし、平和をテーマにした展示がなされています。
特に、大阪大空襲に関する資料、語り部のデータ保存に力を入れており、展示内容も充実しています。
第二次世界大戦の激戦地、アウシュビッツの復元展示や南方での様子も展示されています。
これまで、実地で目の当たりにしてきた様子と、ピース大阪での展示を比較しながら回ることができたので、感慨も一入です。
シアタールームでは、大阪大空襲の記録ビデオが公開されていました。