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朝日新聞朝刊一面には「いじめられている君へ」「いじめている君へ」「いじめを見ている君へ」には、様々なジャンルの方々からのメッセージが掲載されています。
紙面の真っ先に目に入る場所に掲載されているので、私も毎回一番先に目を通しています。
それぞれのメッセージには、筆者の体験をもとに書かれた言葉が刻まれています。
反響の大きさは、掲載直後にインターネットに、そのメッセージを読んだ感想が溢れることからもわかります。
このブログでも、さかなクンのメッセージを掲載したことがありました。
朝日新聞のサイトに、これまでのメッセージが記録されています。
改めて読み返してみるのもよいでしょう。
「いじめられている君へ」「いじめている君へ」「いじめを見ている君へ」(2011年7月17日-8月16日)
「いじめられている君へ」「いじめている君へ」(2006年11月-12月)
- 《いじめられている君へ》姜尚中さん(08/15)
- 《いじめられている君へ》中川翔子さん(08/14)
- 《いじめられている君へ》川渕圭一さん(08/11)
- 《いじめられている君へ》茂木健一郎さん(08/09)
- 《いじめられている君へ》LiLiCoさん(08/08)
- 《いじめられている君へ》西原理恵子さん(08/04)
- 《いじめられている君へ》三浦雄一郎さん(08/04)
- 《いじめられている君へ》はるな愛さん(08/01)
- 《いじめられている君へ》秋元才加さん(07/28)
- 《いじめられている君へ》辻村深月さん(07/27)
- 《いじめられている君へ》安西水丸さん(07/26)
- 《いじめられている君へ》斎藤孝さん(07/25)
- 《いじめられている君へ》乙武洋匡さん(07/24)
- 《いじめられている君へ》土井隆義さん(07/22)
- 《いじめられている君へ》山本シュウさん(07/20)
- 《いじめられている君へ》押切もえさん(07/18)
- 《いじめられている君へ》白石昌則さん(07/17)
- 《いじめている君へ》春名風花さん(08/16)
- 《いじめている君へ》金子勝さん(08/13)
- 《いじめている君へ》小島慶子さん(08/12)
- 《いじめている君へ》井筒和幸さん(08/06)
- 《いじめている君へ》田中真弓さん(08/02)
- 《いじめている君へ》マルシアさん(07/30)
- 《いじめている君へ》細山貴嶺さん(07/21)
- 《いじめを見ている君へ》猫ひろしさん(08/10)
- 《いじめを見ている君へ》美輪明宏さん(08/07)
- 《いじめを見ている君へ》中西新太郎さん(08/05)
- 《いじめを見ている君へ》槙野智章さん(07/31)
- 《いじめを見ている君へ》志茂田景樹さん(07/29)
- 《いじめを見ている君へ》田中泯さん(07/19)
《いじめられている君へ》大きな夢が支えてくれる 漫画家・松本零士さん
《いじめている君へ》大切な存在に気づいて タレント・乙葉さん
《いじめられている君へ》違う出会いが待っている ジャーナリスト・鳥越俊太郎さん
《いじめている君へ》できる方法で助けてあげて スポーツジャーナリスト増田明美さん
《いじめられている君へ》無理に変わらなくていい シンガー・ソングライター、川嶋あいさん
《いじめられている君へ》だれかに甘えていいよ プロサッカー選手・中村俊輔さん
《いじめている君へ》人を傷つけても後悔する 作家・平野啓一郎さん
《いじめている君へ》互いの気持ち考えよう お笑い芸人・長州小力さん
《いじめられている君へ》自殺すること禁じます 作家・石田衣良さん
《いじめられている君へ》立ち向かわなくてもいい 大リーガー・松井秀喜さん
《いじめている君へ》苦しみに気づいてあげて 作家・松谷みよ子さん
《いじめられている君へ》人生は学校の外にも アルピニスト・野口健さん
《いじめられている君へ》広い海へ出てみよう 東京海洋大客員助教授・さかなクン
《いじめている君へ》自分であやまる勇気もって 野球解説者・村田兆治さん
《いじめている君へ》小さな世界、出てごらん 作家・カヌーイスト 野田知佑さん
《いじめている君へ》昔の「ガキ大将」になって 俳優・高見のっぽさん
《いじめられている君へ》「ひとり」になってもいい 作家・モデル、華恵さん
《いじめている君へ》大人のまねはしないで ジャーナリスト・むのたけじさん
《いじめられている君へ》家族は最高の味方だよ プロゴルファー・横峯さくらさん
《いじめている君へ》友達傷つけず、世界広げて 作曲家・千住明さん
《いじめている君へ》いじめられる自分想像して タレント・ソニンさん
《いじめられている君へ》自分支える足の声、聞いて 作家・高史明さん
《いじめている君へ》嫌だって気持ち、かっこいい 演出家・宮本亜門さん
《いじめられている君へ》世の終わりと思わないで 物理学者・小柴昌俊さん
《いじめられている君へ》それでも、話してみよう 落語家・林家正蔵さん
《いじめられている君へ》死なないで、逃げて逃げて 劇作家・鴻上尚史さん
《いじめている君へ》その安心感は自由を奪う 精神科医・斎藤環さん
《いじめられている君へ》すばらしい瞬間必ず来る 児童文学者・あさのあつこさん
メッセージを寄せている方々の名前を改めて見ると、そこには僧侶(宗教者)の名前がありません。
こういうメッセージこそ、宗教者たる僧侶が出すべきだと思うのですが、朝日新聞の当該コラムの場合には宗教者は選出しないという方針なのかも知れません。
インターネットで情報発信が出来る時代です。
朝日新聞のフォーマットに則ってそれぞれがメッセージを書いて、会報やブログ等に書いて発信する。
僧侶一人ひとりが、この「いじめられている君へ」「いじめている君へ」「いじめを見ている君へ」をテーマにメッセージを一斉に出すことも必要でしょう。
さらに、「いじめっ子の親たちへ」とか「いじめを見ている子の親たちへ」などのように、対象を広げることも大切なことだと感じます。
先日は、仙台の高校でタバコの火で「根性焼き」をされた被害生徒が退学勧告をされていたという報道がありました。何故、被害生徒が退学勧告されなければならないのでしょうかね?
学校の先生達に言わせると「モンスターペアレンツ」とかいって保護者の責任にしてしまうようです。確かに居るのはわかるんですが、先生達も何処まで真摯に取り組んでいるのかは疑問ですね。
今後、このシリーズがどのように展開するかわからないのですが、先生達へのメッセージはでてこないんだろうな・・・・と思います。
朝日新聞の読者には比較的教育関係者が多いため、露骨な教師批判はできないんだろうと思います。
僧侶の中には学校勤務経験者も少なからずいますから、一人、二人は掲載できるのではと思います。
投稿者 天真 | 2012年9月 2日 10:57
天真さん
この問題は、生徒だけでなく、学校を取り巻く様々な人々それぞれが関わる問題ですね。
その意味でも、僧侶の果たすべきことは多いと考えます。そのような機会を与えられずとも、自ら積極的に行動したりメッセージを発信することも必要であると考えます。
投稿者 kameno | 2012年9月 2日 20:57