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貞昌院の電気電力計の検診日は毎月27日に行なわれ、検針票が投函されます。
24年6月分(5月29日~6月26日)の使用量のお知らせは次のとおりでした。
使用量は444kWh。
(庫裏と本堂、客殿を合わせた貞昌院全体の使用量です)
なお、赤線で示したように、昨年同月の使用量が参考値として記載されています。
昨年は東日本大震災直後ということもあり、計画停電と徹底的な節電を行った結果、370kWhでした。
今年も節電を心がけてはいますが、昨年の水準を維持することは難しいと感じています。
74kWh増えてしまいました。
この傾向は貞昌院だけでは無いような気がします。
(是非、皆様も電力会社からの検針票に着目してみてください)
街中には昨年よりも明らかに光が溢れています。
止められていたエスカレーターやエレベーターも、平常通り動いています。
昨年同時期よりも原子力発電所の稼働率が極端に低下してる中、これからの本格的な夏に向けて、考えなければならないことはたくさんありそうです。
貞昌院の太陽光発電による余剰電力は、昨年よりも多い結果が出ました。
太陽光発電の余剰電力は、太陽が高い位置にある時間帯に生じます。
すなわち、日本中の消費電力がピークを迎える時間帯に電力を生み出しているということを意味します。
消費電力のピークカット、ピークシフトに太陽光発電が大きく寄与しています。
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毎月の使用電力のお知らせを集めることが面倒でも、電力会社では過去2年間ほどの電力使用量を表やグラフにまとめてくれるサービスを提供しています。
このようなシステムを利用することもおすすめします。
このグラフは、貞昌院の電力使用量の推移を表示したものです。
棒グラフの上に、前(=震災前)、●(=震災の月)、後(=震災後)を記しました。
同月の比較で、6月~2月は、震災前ー震災後の比較となっている月は、使用量を削減できていることがわかります。
3~5月は、同月の部分が震災後、および、その一年後の月ということになりますので、使用量が昨年同月よりも使用量が増えてしまっています。
このことからも、震災直後に行った徹底的な節電を維持することが難しいということが良くわかります。
皆さんのところはいかがでしょうか?