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民生児童委員の研修旅行で熱海に出かけておりました。
研修会場が伊豆山にあるということで、早朝この付近を皆で散策。
伊豆山といえば、やはり伊豆山神社です。
伝承では紀元前5~4世紀に創建されたとされる由緒正しい神社です。
明治維新以前は、真言宗・般若院の別当寺院と伊豆大権現が祀られていました。
多くの仏教者や修験者が修行を積んだ霊場であったと同時に、歴代皇族の篤い崇敬の対象でもありました。
また、源頼朝が伊豆国に配流された際には、伊豆山神社に再興祈願をしたり、北条政子との縁をとりもった場所でもあります。
そのために、縁結びの神社としても有名となっています。
源頼朝と北条政子が座ったとされる腰掛石もあります。
綺麗なベンチ型になっていますね。
伊豆山神社の本殿は、長い参道の石段を登った山の上にあるのですが、これまで、石段が何段あるのか不明だったそうです。
そこで、平成22年、きちんと石段の定義をした上で、伊豆山地区町内会・観光協会・旅館組合など関係団体により「伊豆山神社参道階段・市道伊豆山神社線階段調査」が行われました。
その結果、837段であることがわかりました。
相当な段数ですね。
このあたりからの見晴らしは、本当に素晴らしいです。
本殿向かって左奥に、新しい朱塗りの鳥居があります。
この鳥居は、平成22年4月に、キョンキョン(小泉今日子さん)によって寄進・奉納されたものです。
キョンキョンと、伊豆山神社を兼務する初島・初木神社の禰宜堀口恵子宮司が懇意であり、その縁によるもので、堀口宮司が参拝用駐車場との結界として新たな鳥居を造りたいということを知ったキョンキョンが、「私がしてあげる」と、奉納を申出たそうです。
さすがキョンキョン!
伊豆山神社に参拝した後、民生児童委員の方のご実家のみかん畑で夏みかん狩りをさせていただきました。
研修の間は天候に恵まれ、充実した2日間でした。