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横浜開港150周年の関連事業として開設された「みんなでつくる横濱写真アルバム-市民が記録した150年-」 プロジェクトには様々な貴重な資料が集められています。
その中の一枚の写真に注目してみます。
青木橋 1958年 (CCオリコンさん)
神奈川・本覚寺門前から見た青木橋交差点。
市電、三ツ沢方面と横浜駅(現東口)方面との分岐点で、信号所が立っていた。横浜駅の周辺に建物は何も無い。
1958年といえば、日本がようやく占領時代を終え戦後復興の第一歩を歩みだしたころです。
そして、今年(2012年)私が同じアングルで撮影した写真がこちら。
現在私が勤務している神奈川県第二宗務所は、写真の右端にある建物です。
二枚の写真には53年もの時間の経過があります。
青木橋越しに見える横浜駅周辺のビル群、そしてかつてあった市電の軌道と信号所。
ずいぶん変化したものです。
しかし、写真をさらに詳細に見ていくと、変化していない部分も数多く発見できます。
一部拡大して並べてみます。
モノクロ(並んでいる上または左)の写真が 1958年
カラー(並んでいる下または右)の写真が 2012年です。
青木橋の防護フェンス。おそらく更新はされているでしょうけれどほとんど形が変わっていません。
写真から発見することはたくさんあります。
そして、同じ場所からの眺めを定点観測的に捉えると、時代の変遷を捉えやすくなります。
街の何気ない写真も、保存、整理していくことが大切です。
青木橋付近の別角度からの新旧写真を並べた 神奈川宿青木橋今昔 も併せてご参照ください。
一枚の古写真からは多くの情報が見えて来ますよね!
見る人が異なれば、また違う視点からの新たな発見があるでしょう!
それにしても昔の空は広~いですね!
投稿者 ハマちゃん | 2012年1月19日 11:32
ハマちゃん様
青木橋の姿はあまり変わらないのに周囲のビル群がまったく異なるという、コントラストに驚きを感じます。
本当に昔の空は広かったのですね!
投稿者 kameno | 2012年1月19日 11:58