世界遺産 ケルン大聖堂

20110705-23

ケルン大聖堂は、ドイツのケルンにあるゴシック様式では世界最大の大聖堂です。
街の何処からも見えるため、自分が街の何処に居るかが直ぐに分かります。
ドイツ公演におけるケルンでの滞在は大聖堂に近い場所でしたので、時間が取れるたびに堪能してきました。

20110705-13 20110705-14

(左)ライン川対岸から見る大聖堂。
(右)ケルン中央駅は大聖堂の直ぐ近くです。

20110705-17

南塔の上部に登ることができます。
螺旋階段を登った先には

20110705-21

目の前には北塔の壁面が見えます。
見上げると塔の先端が・・・・

20110705-1820110705-20

眼下には絶景が広がっています。

20110705-22

楽譜で描いた大聖堂。
見事です!

20110705-19

太陽の位置によって、大聖堂はさまざまな色に変化します。
20110705-11 20110705-24
(左)夕方(といっても、夏のドイツの日の入りはかなり遅いです)、黄金に輝く大聖堂
(右)深夜ライトアップされる大聖堂



現在の大聖堂は3代目。
初代大聖堂は4世紀に完成、2代目は818年に完成しました。
しかし、1248年に火災により消失。
直ぐに3代目の建設が始まったものの、16世紀の宗教改革などの影響で1842年まで建設が途絶えてしまいます。
現在の大聖堂が完成したのは建設開始から600年以上が経過した1880年であり、当時は世界一の高さを誇る壮大な建物でありました。
そのコンセプトは”天”。
天国へ一歩でも近づこうとしてひたすら高さを求めた建物です。


ケルン大聖堂は第二次世界大戦による空襲で内部が激しく破壊されたものの建物自体は辛うじて残りました。
Koeln_1945
(終戦直後のケルン:Wikipediaより引用)

戦後に復旧工事が行われ、大聖堂は現在の姿に復元されています。

20110705-1520110705-16

ステンドグラスの一部はゲルハルト・リヒターにより近代的なモザイク模様のものとなっています。
右の写真は、大聖堂内部を撮影しパノラマ合成したものです。

20110705-12 



■東日本大震災発生から二週間後、2011年3月25日には、ケルン大聖堂で「東日本大震災犠牲者追悼ミサ」が行われました。
その様子をビデオで見ることが出来ます。

Trauergottesdienst für Japan

Informationen zum Medium
Mit einem zentralen Gottesdienst im Kölner Dom hat die katholische Kirche in Deutschland am Freitagabend der Katastrophenopfer in Japan gedacht. An der Feier nahmen neben dem japanischen Generalkonsul in Düsseldorf, Kiyoshi Koinuma, auch der Trierer Bischof Stephan Ackermann sowie der Kölner Oberbürgermeister Jürgen Roters (SPD) teil. Es zelebrierte Weihbischof Heiner Koch.

投稿者: kameno 日時: 2011年7月 9日 19:45

コメントを送る