佛歯寺特別参拝

スリランカでは仏教徒70%、ヒンドゥー教徒15%、キリスト教徒8%、イスラム教徒7%となっており、7割が仏教徒の仏教国です。
スリランカの仏教については追って書いていきたいと思います。

国内には様々な仏教寺院があり、その代表ともいえるのがスリランカ中央の古都キャンディにある佛歯寺です。

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正式にはダラダー・マーリガーワ寺院。
通称の佛歯寺の名の通り、仏歯が祀られており、チューラワンサ(小史)の伝承によれば、4世紀にインドのカリンガの王女がスリランカのシンハラ王家に嫁ぐ際にもたらされたとされ、以来王権の象徴となりました。
王都が移動するごとに仏歯も移され、現在はシンハリ朝により16世紀に建てられた佛歯寺に納められています。

仏教徒の信仰の対象としても強い力を持っています。
佛歯寺は真夏に行われるペラヘラ祭は仏歯を乗せた象の行列と、それを祝賀する踊りの祭典として有名です。

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仏歯の祀られているられているダンマチャッカ(法輪堂)下層部には日本からの仏像も安置されています。
この上に仏歯がお祀りされているのです。
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二階に上り、廊下を進んだ先に見える黄金の扉を抜けた先に仏歯が祀られています。
扉の先は撮影厳禁。
掌に花(ブッダツリーの花)を持ってお参りしてまいりました。

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境内の像は僧侶たちにも大人気。

この日は世界仏教徒会議参加者に向けた特別参拝が行なわれるということで、普段はケースに納められて奥に安置されている仏歯が、手前にケースから出された状態でした。
そのために、キャンディー近郊から集まった一般の仏教徒たちも行列をなし、建物の中は満員電車のように溢れかえっていました。
投稿者: kameno 日時: 2010年11月17日 08:42

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