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世界仏教徒連盟(The World Fellowship of Buddhists=WFB)創立60周年記念祝賀行事および第25回世界仏教徒会議スリランカ大会が開催され、全日本仏教会のツアー一員として参加してきました。
世界仏教徒会議は2年おきの開催。昨年、日本の浅草で開催され、今年はスリランカ大会です。
一般コンファレンスは11月14日~17日までの日程で開催され、最終日に記念祝賀行事が行なわれました。
今回の記念行事は、スリランカのD Jayaratne首相が中心となっての国を挙げての行事でありました。
会場に向かう幹線道路に国旗と仏旗が掲げられています。
今の日本では考えられない光景ですね。
会議のテーマは“Reconciliation through the teachings of The Buddha”(釈尊の教えを通した和解)。
40を超える国から約600人の仏教代表者が集まりました。
大統領や国の要人も参加される行事ですから警備も物々しく、持ち物検査を受けてから会場に入ることになります。
カメラ、ビデオ等の持込、撮影は厳禁でしたので大会中の写真はありませんがとても盛大な大会でした。
スリランカで長い間続いていた内戦は終結を迎え、今はようやく平和の夜明けの時期を迎えています。
今回開催されたスリランカ大会は、上座仏教、大乗仏教、チベット仏教…あらゆる仏教国から平和に向けて歩みだしたスリランカの地に一堂に会して、仏教文化と平和について相互交流が行なわれました。
記念祝賀行事中 Mahinda Rajapaksa大統領も参列され、世界仏教徒連盟(WFB)から平和への貢献を顕彰し名誉勲章が贈られました。
すべてに亘ってダイナミックな経験をさせていただいたスリランカツアーの報告としてこのブログに徐々に書いていきたいと思います。