川崎の寺院で本堂建築のための地鎮式が行なわれました。
土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る謙虚な儀式です。
神道式と準備はあまり変わりませんが、大般若宝牘の祈祷札を正面に配し、大般若理趣分を転読して工事安穏、諸災消除、諸縁吉祥を祷る法要となっています。
地鎮式も無事終了。
おめでとうございました。
元あった本堂、客殿は既に解体され、真平らに整地された地面に地縄が張られていますので建物の広さや配置が実感できます。
住職様、副住職様の工夫が多く盛り込まれた建物となっていますので、来年秋の竣工がとても楽しみです。
残暑お見舞い申し上げます。昨年春より約1年川崎在住でした。鶴見に近い川崎でご本山が近かったので時々お参りしました。川崎が懐かしいです。一昨年菩提寺の上棟式に参列しましたが仏様のお祀りの仕方は写真とほぼ同じですね。在家の方も仏式の地鎮祭(地鎮式)をされるお宅があるという話も聞いた事がございます。
投稿者 天真 | 2010年8月15日 08:03
天真様
地鎮式の作法は曹洞宗の行持軌範に定められておりますので、それほど変わりはないかと存じます。
在家の方の行なう地鎮祭でも仏式で執り行う方もいらっしゃいます。
土地を神様からお借りしているという考えは共通ですね。
投稿者 kameno | 2010年8月15日 09:02