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境内に植えられているリコリス類が、例年と異なる時期に咲き出しました。
一枚目は、普段は秋彼岸前後に咲く、西洋種の彼岸花ですが、一ヶ月ほど前に既に咲き始めています。
二枚目は、いつもは6月半ばに咲いているのですが、この時期になって二度咲きしてしまいました。
自然は立派やね。
私は日記をつけておるけど、何月何日に花が咲いた。何月何日に虫が鳴いた。
殆んど毎年違わない。規則正しい。そういうのが法だ。法に適ったのが大自然。法に適っておる。
だから、自然の法則をまねて人間は暮らす。人間の欲望に従っては、迷いの世界だ。
真理を、黙って実行するというのが大自然だ。
(NHKスペシャル 『永平寺 104歳の禅師』より)
大本山永平寺前貫首・宮崎禅師はこのように仰っておりますが、今年の夏はそういった草花や虫たちのリズムを狂わせるほどの夏であったようです。
リコリス類は、日照により咲く時期が決定されます。
後ほど今年の夏の日照データを例年と比較して、分析してみたいと思います。
まあ、このように平年から離脱した夏というのも、自然の営みの一つといえば一つなのですが・・・・