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■法相宗・興福寺
所在地 奈良県奈良市登大路町48番地
宗派 法相宗大本山
本尊 釈迦如来
創建年 天智天皇8年(669年)
開基 藤原不比等
文化財 五重塔(国宝)・木造弥勒仏坐像(国宝)・乾漆八部衆像(国宝)ほか
南円堂(重要文化財)・木造薬王菩薩(重要文化財)・薬上菩薩立像(重要文化財)ほか
世界遺産
由緒・基礎データはWikiペディアをご参照下さい。
往年の興福寺には三つの金堂(中金堂・東金堂・西金堂)があり、南北に南大門-中門-中金堂-講堂、東には五重塔・東金堂・食堂、西には南円堂-西金堂-北円堂が配置されていました。
しかしながら平重衡の兵火による焼失などの度重なる火災や、廃仏毀釈による破壊を受け、かつての伽藍配置を偲ぶことが難しくなっています。
そのため、現在、興福寺伽藍再建計画が進められています。
薬師寺と同じように、数年後に訪れるとしたら、壮大なかつての興福寺により近い形で蘇っていることでしょう。
どのような姿を見せてくれるのか、とても楽しみです。
写真左 中門付近より東金堂、五重塔を望む
写真右 中金堂再建予定地と回廊基壇
それにしても、奈良公園に隣接しているために東大寺も興福寺も鹿が多いですね?
滞在時間を余裕をもって取りましたので、国宝館仏像や美術工芸品、資料の数々を堪能することができました。
慶派仏師による力強い金剛力士像、天燈鬼、龍燈鬼・・・どれもルネサンス美術品にも引けをとらない迫力があります。
有名な阿修羅像の表情も近くから拝観することができます。
興福寺へお越しの際は是非国宝館をご訪問されることをおすすめします。
↓写真は 木へんに秋と書く植物、きささげです。背景は五重塔。
豆知識:この木は、高木となり、また水分を多く含むため、避雷針代わり(雷除け)として寺社境内によく植えられていたりします。
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