ヨーロッパ国際布教40周年(3)

禅道尼苑でのヨーロッパ国際布教40周年記念行事を支える典座寮(食事をつくる役職)。

境内の一角に斎堂があります。
食事の準備が出来ると、雲板(うんぱん=雲の形をした鳴らしもの)が鳴らされ、その音を聞いて境内の皆が集合します。

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数百人分の料理は、約10人づつの取り分け料理として用意されます。 そして、手づくりパンと、地元産のワイン。


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9日の夕食晩餐会には、一人一人に、手間のかけられている特別料理が用意されていました。
フランス滞在の中で、最も美味しい食事であったと、素直に感じました。


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記事中のレシピは、黙峰典座老師ご本人に書いていただいたものです。
禅道尼苑では、普段は玄米を中心とした精進料理ですが、この記念行事に際しては、「精進料理」にこだわらない特別料理が用意されました。
横浜市の中華料理店で学んだこともあるそうで、その特長が存分に生かされています。


道元禅師は、『典座教訓』の中で、「喜心・老心・大心」の三つの心を常に持つべきであると示されました。その心が、このヨーロッパでもきちんと受継がれているのです。

黙峰典座老師をはじめ、典座寮のみなさん、配膳係のみなさん、ありがとうございました。

投稿者: kameno 日時: 2007年6月11日 15:28

コメント: ヨーロッパ国際布教40周年(3)

ホームぺージを拝見していましたら禅道尼苑の旅が早くも出ていたのでびっくりいたしました。その節はお世話になりありがとうございました。
パリから禅道尼苑までの田園風景が忘れられません、参道沿いの林を通り抜けると素敵なお城が目に飛び込み周りの大樹の緑がさわやかでした。
鳥のさえずりその中で木版が鳴り、鐘釣堂を右に眺めながら各国からのお寺様が道場に入られる様は言葉に言い表せない境地でした。学道御和讃が聞こえてきた時には、私の心中はヨーロッパではなく同門でした。ご縁に感謝せずにはいられませんでした。
手作りの昼食、夜の祝膳もてなしの心が伝わりみなさんの心が一つになったように思いました。日本の四季のきめ細やかな心使い、外国に行って改めて良さとして実感いたしました。それが、禅に通じるものなのかなーなんて思いました。帰途の夕日もすばらしかったですね!!私を出してくれた方丈はじめ家族を私の代わりに世話してくれた母に感謝のみです。

投稿者 mikami | 2007年6月15日 22:49

mikamiさま
コメントありがとうございます
さすが食料自給率100%超の国だけあって、広大な田園風景が印象的でしたね。
国境も人種も関係なく一堂に会して心を合わせるということは本当に素晴らしい事だと感じました。
6日間という限られた旅程でしたが、これ以上にないくらいフルにフランスの旅を満喫出来たと思います。
また、原稿のこととか応量器のこととか、お世話になることも多いと存じます。何卒よろしくお願い申しあげますm(__)m

投稿者 kameno | 2007年6月16日 00:45

はい、応量器の件ですが、谷口法衣店のカタログに載っているものをみますと一式3万円位のお値段ですね。
山中塗りは問屋さんに聞くことになります。輪島塗りは職人さんに聞いてもらっています。が応量器のみなのでしょうか?
黒塗水板、鉢単、刷匙箸も必要でしょうか?

投稿者 mikami | 2007年6月16日 08:42

mikamiさま
お手数かけます。
応量器はフルセット必要なので、黒塗水板、鉢単、刷匙箸を含めた一式でお願いいたします。
※ジャンポールエバンのチーズチョコ、家族でいただきました。とっても美味しかったです。有難うございました!

投稿者 kameno | 2007年6月16日 12:25

こちらこそ、教えていただいたからこそです。喜んでいただいてうれしいです。

投稿者 mikami | 2007年6月17日 23:41

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