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道元禅師入宋の地・寧波?天童山 の続きです
天童寺山から山道を20分ほど歩いた場所に、古天童があります。
古天童は、西晋永康元年(304年)、太白山麓に、義興老和尚により建立され、唐代に太白精舎として営まれましたが、山崩れに合い、至徳2年(757)に伽藍は現在の場所に移築されました。
元あった場所は古天童とよばれて、東谷塔林として、歴代の住職が祀られています。
[左]重興密雲円悟禅師
[中]開山義興始祖老和尚
[右]中興宏智正覚禅師
古天童へ続く道の光景。
おそらく道元禅師もこのような光景を眺めながら毎日を過ごしておられたのでしょう。