« 大本山永平寺で講演会 | 最新記事 | 二胡・中国琵琶演奏会・大施餓鬼法要のご案内 »
先日、一番使われる不要なもの というトピックスで、ご紹介しました、トリビア
■大本山永平寺には日本で2番目に古いエレベーターが現役で稼動している
の写真を撮ってきました。
どうですか、この威風堂々とした存在感。
このエレベーターは、大庫院の地下1階から4階までを貫くエレベーターで9人乗り。
昭和5年当時のもので、日本で2番目に古いエレベーターです。現在でもしっかりと稼働中なのです。
稼動しているエレベーターでは日本一古いとのことです。
なお、大庫院の2階は「瑞雲閣」「瑞展」などの和室や応接間があります。
3階は大講堂「菩提座」。昨年の永平寺講演会はここで開催されました。
4階には知庫寮があり、その奥を進んだところに監院寮があります。
はじめまして。古いエレベータのマニアなもので、検索してこちらに行き当たりました。
僕も永平寺行きましたよ。素晴らしいですよね。
ただ、大正時代の神戸商船三井ビルヂングをはじめ、京都の東華菜館、鮒鶴、神戸の松尾ビルなど、大庫院より古くて当時のエレベータが現役で動いているところはまだまだありますので、「二番目に古い」ことはないと思います。
投稿者 伯爵 | 2008年12月30日 20:49
伯爵さん
コメントありがとうございます。
神戸商船三井ビルと東華菜館は知っていましたが、確か神戸商船三井ビルは貨物用で人を運ぶことには使っていないと記憶しています。
鮒鶴、松尾ビルについては知りませんでした。きちんと稼動しているのなら凄いですね。現役稼動エレベーターを年代順にきちんとまとめたデータがあれば良いのですが。
今度時間があったら私も古いエレベータの探索に出かけてみたいものです。
投稿者 kameno | 2008年12月31日 09:49
明けましておめでとうございます。
はい、神戸商船三井ビルで一機残る、竣工当時のOTISエレベータは、普段は貨物用というか、各テナントのゴミ出しや引越しなどに使われています。というのもあれは手動式で、運転手がいないと動かないタイプだからです。別に危険だからとか、法的な問題で人用にしていないというわけではないんですよ。あれを常時使うと、人件費が非常にかさむんです(笑)。
なお、拙サイトに昨日の大晦日、「古式エレベータ篇」をアップしました。永平寺のものも含めて、今まで撮り溜めた手動エレベータの写真を大量に掲載していますので、お暇な折にでもご覧ください。
投稿者 伯爵 | 2009年1月 1日 05:32
伯爵様
さっそくまとめてくださりありがとうございます。
とても価値のある情報だと思います。
古式エレベータには何ともいえないロマンが感じられますね。様々な写真を見ると、ますます実際に乗ってみたくなりました。
それぞれ大切に残していって欲しいものです。
投稿者 kameno | 2009年1月 1日 08:39