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永平寺修行僧を対象としたSOTO禅インターナショナル(SZI)主催・特別講義が2014年9月5日(木)曹洞宗大本山永平寺を会場に開催されました。
この特別講義は、永平寺様のご厚意をいただき、毎年開催されております。
今回の講義は、「坐禅は安楽の法門なり」を主題として、藤田一照先生に講義いただきました。
藤田一照先生には9年前にも永平寺においてご講義いただいており、9年ぶりのSZIワークショップでした。
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■永平寺特別講義
■日時 2014年9月5日(金) 18:30-20:10
■講師 藤田一照 先生 (曹洞宗国際禅センター所長)
■ 演題 :「坐禅は安楽の法門なり」
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上山後、監院寮に拝問させていただきました。
稼働している中で、日本で一番古いエレベーターも健在です。
SZI細川正善会長挨拶の後、特別講義が始まりました。
特別講義は、パワーポイントを用いて
・坐禅は安楽の法門なり-坐禅は習禅にはあらず
・情報を捉えに行く目と受け取る目
・骨格のバランスと坐禅に向う姿勢
などなど、『現代坐禅講義―只管打坐への道』『アップデートする仏教』『傘松連載記事』の内容を咀嚼した内容でお話をいただきました。
(詳細内容は下記大本山總持寺講演会の後に、会報等を通じてご報告いたします。)
これからの宗門を担い、少なからず海外に出ていくであろう修行僧にとっては貴重な時間になったのではないかと考えます。
特に、平素より坐禅を中心とした生活を送っている修行僧たちには意味深いものであったのだろうと感じます。
質疑応答も活発に行われました。
講義内容につきましては、SOTO禅インターナショナル会報にてご報告させていただく予定です。
末筆ながら大本山永平寺の皆様にはお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。
まるで、特別講義の一齣を具現化したような光景です。