« 被災地の子どもへ一行のメッセージ | 最新記事 | 宮城県研修2日目 »
宮城県宗務所主催 平成23年度 梅花流特別講習会
「同行同修のつどい」~追悼・復興への祈り
が宮城県、秋保温泉において2月8日、9日の日程で開催されました。
このつどいに神奈川県第二宗務所管内より 27名参加させていただきました。
一日目(2月8日)日程
■東日本大震災物故者追悼法要
殿鐘三会(追善供養御和讃)/拈香法語/念誦/詠讃歌(追弔御和讃)/独詠(妙鐘)/舎利礼文/地蔵歎偈/回向
■復興祈願法要
小鐘一会(誓願御和讃)/浄道場/拈香法語/献供(道交独詠)/普同三拝/般若心経(大般若転翻)/消災呪三返/普同三拝/退堂(聖号)
■同行同修のつどい
宮城県内にある曹洞宗の梅花講約220講ほどのうち、55講が深刻な被害を受け、59名もの講員の方が命を落とされました。
「同行同修のつどい」では寺族さん、講員さん方によるお話
・東日本大震災の体験、辛いと感じたこと、ありがたいと感じたこと
その言葉一つひとつは非常に重いものでした。
それにしても、御詠歌の結びつける絆は、なんと太く強いのでしょうか。
500名近い参加者により、同行御和讃を全員でお唱えして、一日目の行事を終えました。
この後の夕食会では、宮城県内、そして他県から参加した皆さんが順不同の席でありましたので、参加者それぞれ懇親をさらに深めることができたのではないかと感じます。
法要、シンポジウムの準備から当日の実施にたるまで綿密な準備をされてきた宮城県宗務所、関係の皆様方に心より敬意を表します。
--------------------------------
※追記
「同行同修」とは、「他を受け入れながら同じ修行をともにする」ということです。
梅花講の仲間のように、同じつながりをもった人たちが、それぞれ良い縁に結ばれながら良い関わりを持ち、仲良く学んでいくことは、同行同修の一つのすがたといえます。