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茅の輪くぐりが永谷天満宮にて行われました。
この神事は、夏越(なごし)の大祓とも呼ばれ、元旦から半年間に溜まった塵芥を清め、新たな気持ちで残りの半年を迎えるというものです。
手を清めてから本殿へ。
本年は朝まで続いた雨も上がり、天気が急速に回復したこともあり、例年以上の参拝がありました。
本殿に入りきることができない人で溢れています。
少なくとも150人くらいはいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、小さいお子さん連れの若い方も目立ちます。
本殿での神事の後に配られる人型。これに息を吹きかけ、「穢れ」を移します。
「車型」も。
安全運転を心がけ、無事故で過ごすことができますように。
そして川に流します。
この紙は、水に溶けて無くなる、環境に配慮したものです。
興味津々のアメンボが・・・・
神主さんを先頭に、鳥居に掲げられた茅の輪を左、右、左と8の字を描くようにくぐり抜けていきます。
最後はスイカが振舞われました。
無病息災、今年後半も平穏に過ごすことができますように・・・・・・・
我が家の近所の神社も60年以上中断していた夏越祓を復活させました。1日早く6月29日に行ないました。今年度吾が母は神社役員でしたので出仕していました。私は所用がありましたので祭りが始まる前にお参りをすませました。
人形の紙が水に溶ける物を用いているそうですね。当地では7月1日より教区のお寺さんで施餓鬼法要が始まりました。どこのお寺さんから聞いた話か失念しましたが、施餓鬼会に授与する五如来幡で水に溶ける紙で作られた物があるという話がありました。
投稿者 天真 | 2008年7月 1日 22:59
当方は、氷室饅頭を食べて夏越しの体力を養い、無病息災を願います。5代藩主前田綱紀公の時代7月1日に白山の雪を氷室に貯え将軍家へ献上したことにちなみ、7月1日に氷室饅頭(麦饅頭)を食べる慣習がいまも続いています。麦は雪に耐え、人に踏まれてこの6月に収穫されること、ビタミンもあって体に良いことから麦饅頭となったようです。近年になって酒饅頭も氷室饅頭と称しています。
投稿者 ゼラニウム | 2008年7月 1日 23:50
天真さん
夏越祓が復活したとのこと、地元の方の協力のたまものですね。水に溶ける紙は、全く問題が無いわけではありませんので、節度ある使い方が求められます。
こちらの川の中には鯉がたくさん泳いでおりますので、鯉たちの餌になりました。
ゼラニウムさん
由緒ある行事なのですね。麦饅頭も生活の知恵が作り出した行事であることがよくわかります。無病息災を願うこころは何処も共通ですね。
投稿者 kameno | 2008年7月 2日 09:28