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2020年8月 4日
渋谷駅前の青ガエル、秋田・大館へ ハチ公の縁で移設
東京都・渋谷駅のハチ公前広場に置かれていた鉄道車両﹁青ガエル﹂が3日未明、忠犬ハチ公の故郷である秋田県大館市にむけて旅立った。
車両は旧東急5000系で、緑の塗装や丸みのある下ぶくれした外観から﹁青ガエル﹂の愛称で親しまれていた。1954年から運用され、東急東横線や大井町線などを走った。2006年に区が譲り受けて駅前に設置し、近年は観光案内所として活用された。
駅一帯の大規模再開発に伴って移転する必要が出て、区はハチ公の縁で交流を深める大館市への無償譲渡を決めた。JR大館駅前に昨年開業した市の観光交流施設﹁秋田犬の里﹂に移設される。車両は6日に現地に着く見込みだ。
︵朝日新聞 2020年8月4日配信︶
引退後2006年から渋谷駅前に置かれ、渋谷のシンボルだった東急5000系︵通称:青ガエル︶が秋田へ移送中です。
展示されていた車両は車両番号5001番。
当該車両は1954︵昭和29︶年に製造され、16年間東横線︵渋谷~桜木町間︶を運用し、その後、大井町線で運用されていました。
1986︵昭和61︶年に東急から引退、長野県の上田交通︵現在の上田電鉄︶へ譲渡されて、1993︵平成5︶年まで運用。その後、先頭車両がカットされて渋谷駅前に展示されていたものです。
現役時代に撮影した東急5000系︵5001︶の写真がありましたのでご紹介します。
1980年6月1日に旗の台駅で撮影したものです。
まさに渋谷駅前で展示されていた車両です。
この写真を撮った直前まで、この路線は大井町線ではなく田園都市線だったのですが、写真を撮った1980年には新玉川線が開業、渋谷方面の路線が田園都市線となり、二子玉川園~大井町は大井町線として分離されています。