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2019年10月16日
甚大な被害 台風19号74人死亡55河川で決壊 全容は不明
台風19号による豪雨で甚大な被害が出ています。今回の災害で亡くなった人は74人となり、堤防の決壊は、55河川の79か所に上っています。しかし被害の全容はまだ分かっていません。
・74人死亡11人不明 224人けが
・堤防決壊は55河川79か所
・土砂災害19都県で170件
(NHKオンライン 2019年10月16日配信︶
台風19号による記録的大雨により、東日本を中心に広範囲の地域で浸水被害が発生しました。
被害の規模すらつかめていない地域もあり、生活再建やインフラの復旧には、相当の時間がかかることが懸念されます。
まずは、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
地球の温暖化・熱帯化によって、降雨の状況が変わってきました。
台風は大型化し、ゲリラ豪雨のように局所的に集中豪雨になることも頻発しています。
日本は降水量が多い国ですので、かねてから治水政策が行われてきましたが、抜本的かつ早急に総合治水計画を見直さないといけない時期にあるのだと感じます。
今日のブログ記事の要旨 (1)治水対策は、流域係数、排水路の能力、堤防、貯水(ピークカット)などが有機的に機能する必要があり、それらを総合的に整備しなければならない。 (2)完全に被害が発生しない治水対策はありえない。 (3)国や地方自治体の発行するハザードマップを参考にして、最大の被害を想定し備えることが大切。 |