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2019年9月 8日
京急、全線で運転再開=脱線車両を搬出-事故発生から2日
横浜市神奈川区の京急線踏切で8両編成の快特列車がトラックと衝突、脱線した事故で、京浜急行電鉄は7日午後1時すぎ、運休が続いていた京急川崎-横浜駅間の上下線で運転を再開した。脱線した3両を含む車両を現場から搬出し、2日ぶりに全線での運行が再開された。
京急電鉄によると、現場の踏切付近は当面、快特も含めスピードを落として走行する。事故後の区間運休で、延べ約63万人が影響を受けたという。
事故は5日午前11時40分ごろ発生。踏切内で立ち往生していたトラックに快特列車が衝突した。トラックの男性運転手︵67︶が死亡、乗客や運転士ら計35人が負傷した。
同社は夜通しで復旧作業を進め、7日未明までに、クレーンなどを使い傾いた先頭車両を含む事故車両の搬出を完了。その後、試運転で安全を確認した。
︵Yahoo!ニュース 2019/9/7配信
9月7日に発生した大型トラックと京浜急行快速特急の衝突事故発生から丸2日で事故処理が終了し、9日午後1時13分から全線の運行が再開しました。
当面は安全確認を含め、現場付近では速度を落とした運行になるとのことです。
事故をにあった編成のうち、2両目以降は切り離されて先に搬出されましたが、脱線して斜めになった先頭車両は大型クレーンにより線路上に戻され、数十人の作業員が車両を手で押して移動させたようです。
引き続き大型トラックの撤去も9日未明には完了しました。
その後、線路の復旧、架線の張替えなどが行われ、安全確認ののちに復旧となりました。
それにしても、これだけ早い復旧を担った多くの京急社員の皆様、関係の皆様には心より敬意を表します。
事故の原因となった大型トラックの動きも解明されつつあり、通行不可の道路に入らないような標識の整備、万一そのような場所に入り込んでしまった場合の対処方法=自己解決せずに、警察に連絡し、警察官の誘導により戻るのが基本だそうです、踏切に障害物が入り込んでしまった場合の列車の安全確保など、今後の対策が十分になされることを期待します。