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2019年7月 4日
7月に入ってから、活発な梅雨前線の影響により、九州南部を中心に記録的な大雨が続いています。
気象庁は、緊急の記者会見を連日行い、﹁大雨特別警報﹂︵最も危険な警戒レベル︶を発表する可能性もあります。
鹿先週末からの総降水量は、九州の多いところでは既に1000mmを超え、児島県・宮崎県の合わせて110万人以上に避難指示が出されていて、土砂災害や河川の氾濫などへの厳重な警戒が必要となっています。
さらに、梅雨前線はこの先1週間ほど本州付近に停滞すると予想され、西日本から東日本の広い範囲で大雨が懸念されます。
内閣府では、今年︵平成31・令和元年︶、﹁避難勧告等に関するガイドラインの改定﹂︵平成31年3月29日︶を行い、発表しました。
中央防災会議 防災実行会議﹁平成30年7月豪雨による水害・土砂災害から避難に関するワーキンググループ﹂において、平成30年7月豪雨を教訓とし、避難対策の強化について検討し、昨年12月に﹁平成30年7月豪雨を踏まえた水害・土砂災害からの報告のあり方について(報告)﹂がとりまとめられました。報告の内容を踏まえ、地方公共団体が避難勧告等の発令基準や伝達方法を改善する際の参考としていただけるよう﹁避難勧告等に関するガイドライン﹂を改定いたしましたので公表します。
このように、内閣府は﹁避難勧告等に関するガイドライン﹂では、避難勧告等の情報を5段階の警戒レベルに区分されました。
うち、レベル1とレベル2は、これまでの気象庁が発表してきた注意報等にあたり、避難行動の確認等を行う段階とされています。
また、レベル3からレベル5は市町村が発令する避難勧告等をレベル分けしています。
レベル3は高齢者や体の不自由な方が避難を開始する段階、レベル4は全ての人が避難をする段階です。
さらに、レベル5は既に災害が発生している段階となります。
ですから、内閣府では、レベル4の段階から避難を行うこととしています。
今後、﹁レベル4﹂の警戒レベルは、地域によっては頻繁に起こる可能性があります。
その場合でも、警戒情報に慣れてしまうことなく、常に自分の身を守る心構えを保つことが大切です。