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2017年3月17日
最近、Googleのパートナー企業と称する会社から﹁お寺の境内のストリートビューを撮影しませんか?﹂という売り込みの電話がよくかかってきます。
ざっと話を聞いてみると、撮影ポイント数や境内の規模にもよるけれども、料金の目安はおおむね境内の10ポイント程度の撮影で5万円くらいとのこと。
でも、このストリートビューの撮影は、企業に頼まなくても、自前でも比較的簡単に行うことができます。
Googleでは、ストリートビューに関して、必要なアプリや機材の貸し出しまで行っています。
申請すればすべて無料で調達することも可能です。
さらに、50カ所以上のストリートビューを作成することにより、Googleから公式認定を受けることも可能です。
冒頭の売り込み電話は、このように公式認定を受けて、商業施設や寺院、観光地などに撮影の売り込みをしているのでしょう。
ストリートビューに関する必要なアプリや機材に関してはこちらに情報がまとめられています。
https://www.google.co.jp/intl/ja/streetview/
公式認定の要件は下記のとおりです。
■認定の要件
ビジネスにとって、評判は何よりも重要です。ストリートビューの認定バッジを取得して、認定フォトグラファーとしてGoogleのリストに名前が載れば、宣伝効果で同業他社との差別化を図り、顧客の獲得を促進できます。公開した 360° 写真が50枚に達すると、認定フォトグラファーへの招待状がストリートビュー アプリに届きます。ローカルガイド プログラムへの参加も対象となります。
ストリートビュー
認定バッジ
承認された 360° 写真の公開が50枚に達すると、認定コントリビューターとして以下の特典が得られます。
ストリートビュー アプリ内で公開作品やプロフィールに掲示できるデジタルバッジ
認定マーケティングツールの利用と、認定フォトグラファーとしてマーケティングを行う権利
露出向上に繋がる認定フォトグラファー リストへの掲載
ローカル ビジネスからの撮影依頼の獲得
■画質
14メガピクセル以上︵5,300×2,650 ピクセル︶
アスペクト比 2:1
水平線付近に画像の隙間がない
貼りあわせに著しいずれがない
明るい部分も暗い部分も十分に細部を判別できる
鮮明さ︵手ぶれや被写体ぶれがなく、ピントが合っている︶
閲覧を妨げるようなエフェクトやフィルタが追加されていない
■連結性
360° 写真を連結する際はすべて視界が開けていること
撮影間隔は屋内では1メートル、屋外では3メートルごとが目安
後で Google が画像を連結できるよう、撮影範囲を道路まで広げておく
■適切さ
人や場所を表示する場合は許可を取る
地理的に正確な位置に配置する
コンピュータで生成された箇所を含んでいない
帰属情報の表示は下端部分に収める
攻撃的または違法なコンテンツを含んでいない
セールスおよびブランディングのガイドラインの遵守
ということで、貞昌院でも、すでに自前で導入しているストリートビュー
●Teishoin Street View
Google Street View のように境内と建物内を散歩!
を、Googleストリートビューと連携することを試してみたいと思います。