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2014年7月 1日
今日から7月。
一年の半分が経過したことになります。
境内に生えている半夏生︵はんげしょう=植物名︶の葉が、こんなに真っ白になりました。
暦の上では、明日︵7月2日︶に雑節の一つ﹁半夏生︵はんげしょう=雑節名︶﹂を迎えます。
雑節とは、月の満ち欠けを元にした太陰太陽暦での季節感のズレを補うために設けられたもので、太陽の周りを回る地球の位置で定められています。
半夏生は、太陰太陽暦では夏至より10日後とされており、現在では太陽黄経が 100°になる日と定められ、国立天文台から発表されます。
今年は半夏生は7月2日です。
半夏生の名前は、このように半夏生の日になると﹁葉が半分ほど白く化粧する﹂ことに由来があります。
とても目立つ変化ですので、半夏生の日を忘れることがありません。
さて、7月に入るとお盆、大施餓鬼会・・・とお寺は慌しくなります。
檀家のみなさまには各行事と卒塔婆のお申込についてのご案内状が届いていると思います。
お申込はお早めにいただけると助かります。何卒よろしくお願いいたします。
また、特に新盆をお迎えの檀家さんにはお盆棚経のご案内もさせていただいております。
お盆行事は生活に密着した特別な仏教行事です。
7月盆、8月盆でも、各家庭の状況に合わせて皆様のお参りしやすい、集まりやすい時期にお盆を行うのが宜しいかと存じます。
大切なことは、仏さまを敬い、ご先祖さまを尊び、すべての人やものに感謝するというこころなのです。
■関連リンク
お盆の迎え方、精霊棚の飾り方