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2014年6月10日

伝統仏教宗派僧侶100名余がボランティアで主にテレフォン相談などの活動を行っている一般社団法人﹁仏教情報センター﹂では、毎週月曜日が曹洞宗の担当となっています。 
曹洞宗相談員が集まり、意見交換・研修会が開催されました。 
このように定期的に相談員相互の意見交換と意志疎通を行っています。
 
 
 
 
相談員活動と、取り組む姿勢について、活発な論議を行いました。
 
仏教情報センターのテレフォン相談が始まったのは昭和58年6月です。 
その社会背景には
 
・家の崩壊と家族観の喪失 
・人間関係不信の風潮 
・霊障︵祟り︶と俗信、占いの横行 
・新々宗教、擬似宗教等による強引な勧誘と被害 
・寺檀関係の希薄化 
・葬儀の多様化とトラブル 
ということがありましたが、30年以上経過した現在でも依然として残されている社会背景であります。 
それゆえに、仏教テレフォン相談の存在意義もまだまだ継続していくのでしょう。
 
 
 
﹁衆生病む 故に菩薩も病む﹂ 
﹁己の疾を以って、彼の疾を愍み、まさに宿世無数劫の苦を識るべし。まさに一切の衆生を饒益せんことを念うべし・・・﹂ 
︵維摩詰所説経︶