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2014年1月19日
この春ブレイク間違いなしの食玩︵ビックリマンチョコのように﹁おまけ﹂を添付した食品︶、それがバンダイから発売予定の﹁ハコビジョン﹂です。
何が凄いか・・・というと、スマートフォンを使って、プロジェクトマッピング映像を再現できる装置を一つの玩具の中に凝縮してしまったということです。
昨年、東京駅駅舎を使って行なわれたプロジェクションマッピング﹁HIKARI VISION﹂では、あまりの人気の高さに見物客が殺到し、上映が中止になってしまいました。
また、東京国立博物館で行なわれたプロジェクトマッピング﹁KARAKURI﹂では、その芸術性の高さが話題となりました。
これらを、ミニチュアスケールでそのまま再現することができる装置がハコビジョンなのです。
仕組みは、スマートフォンに映像をダウンロードし、ミニチュアの建物に合致するように投影させるものですが、ここではプロジェクタを使うのではなく、45度に傾けたクリアプレートで映像を反射させて建物に被せる方法をとっています。
簡単に言うと、ディズニーランドのホーンテッドマンションで幽霊たちが現われる、その同じ原理を使っています。
ハコビジョンの仕組みを説明した映像がありますので、こちらをご覧戴いたほうが早いですね。
ハコビジョンは500円。
きっと発売当初は売切れ続出になるのではないでしょうか。
今のところ、東京駅と東京国立博物館の2バージョンのみですが、例えば投影対象を自分で作成して、オリジナルのプロジェクトマッピングを製作する、ということも簡単にできそうです。
以前、大船観音の白衣観音像にプロジェクトマッピングを行なった場合、どれくらいの経費が掛かるかを計算してみて、あまりのコストに断念したことがありました。
しかし、そういった予算的な障壁も工夫次第でいくらでも具現化できるようになっています。
要は発想力とそれを実現する行動力があれば、ということなのですね・
﹁ハコビジョン﹂は、1月27日、525円で発売予定です。
■バンダイ公式サイト
ハコビジョン