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2013年6月29日
早いもので、今年も、もう半分が過ぎようとしています。
隣の永谷天満宮では、境内に茅の輪=︵カヤで作られた大きな輪︶が取り付けられました。
明日︵6月30日︶に行われる夏越しの大祓︵なごしのおおはらえ︶の準備です。
夏越の大祓
開催日時 平成25年6月30日︵日︶午後3時15分受付開始、4時より神事
場所 永谷天満宮境内
初穂料 一人500円以上、お心もち ︵ご参列の方に﹁茅の輪守り﹂を授与します︶
予約の必要はありません。当日直接天満宮にお越しください。
カヤは古代から日本人の生活に深いかかわりを持ってきました。
非常に強い草で、丈夫な地下茎をもち繁殖します。
夏越しの大祓は、正月から六月までの半年間に、積み重なった罪穢︵つみけがれ︶を祓う伝統的な儀式です。
茅の輪をくぐることにより、疫病や罪蔵が祓われるといわれています。
永谷天満宮では、毎年6月30日午後に茅の輪くぐりの神事が行われます。
くぐり方は左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
こうして、心身ともに清らかになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来︵そみんしょうらい︶が素盞鳴尊︵すさのおのみこと︶から﹁もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる﹂といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。
境内の紫陽花も、見ごろの終盤を迎えました。
併せてぜひご覧ください。
■昨年の記録はこちら⇒
夏越の大祓2012