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2013年1月13日
今年の夏は例年よりも寒さが厳しいようですね。
小正月を迎えようとする今の時期は、特に境内に花が無い時期でもあります。
梅の花が咲きはじめるまでの我慢です。
今、境内で一番元気な植物は彼岸花ではないでしょうか。
このように、青々と茂っています。
冬の短い日照をいっぱいに受けて養分を蓄えています。
彼岸花は、花の咲いている時期には葉は見られません。
しかし、花の時期が終わると、球根からこのように葉が伸びてきて、冬の間中、陽の光を養分に変えて球根に蓄積しているのです。
やがて梅が咲き始め、桜が咲き始める本格的な春を迎え、他の植物が芽吹き始める時期になると、彼岸花は逆に葉を枯らしてしまいます。
そして、秋彼岸を迎えると何も無い地面からいきなり花芽がにょきにょきと出てきます。
不思議な植物です。