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2012年12月30日
ことしもいよいよ1日と少し。
明日は大晦日ですね。
貞昌院では平成15年より太陽光発電設備を運用しており、定期的に太陽光発電の実績値を纏めて精査しています。
2012年、今年最後の総括をしてみます。
︵註︶東京電力による電力量の検針日は26または27日です。
グラフ中﹁黄色●﹂は、﹁買入ー売電﹂料金であり、実質貞昌院の電気代として負担している金額です。
ここ数年、夏場の日照時間が長い月にはマイナス(黒字︶となっています。
これは、東電へ売却する余剰電力量の売電単価がkwhあたり24円⇒48円に、倍額買取になったことが理由です。
次に、月ごとの太陽光発電パネルの生み出す発電電力量をグラフにしてみました。
︵上図の緑色棒グラフ部分のみをグラフ化したものです︶
今年の夏から秋にかけて晴天が続き、日照時間が長かったことが発電量が高い値で推移していることから判ります。
残暑も厳しかったですし、大きな台風もやってきましたね。
熱帯化が進んでいるのでしょうか。
なお、今月末までに、発電した電力量の総量は 53,049Kwh となりました。
単価24円/Kwh換算で 1273,176円分、
単価48円/Kwh換算で 254,6352円分の経済効果を生み出したことになります。
前にも書いたことがありますが、自然エネルギーによる発電設備を設置することの意義は単に環境に負荷をかけないシステムであるというだけではなく、環境の変化を感じ取ることができるシステムであるであるというところにあると思います。
水道の蛇口を捻れば水が出る、コンセントにプラグを繋げば当たり前のように電気を利用できるということはどういうことなのか、それぞれのエネルギー資源が何処からやってくるのかを知るということは大切なことです。
電気や水を使う前にも 五観の偈 のこころを忘れないで使いたいものです。
来年以降も定期的に推移を精査していきます。