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2012年8月23日
Facebook利用率が24.5%、LINEは21.3%~ソーシャルメディア調査報告書2012
日本市場の動向調査では、2012年5月時点での日本のソーシャルメディア人口を5060万人と推計。2011年調査の3530万人から1530万人増加しており、この2年間で加速度的に伸びている。投稿や書き込みなど、何らかの情報発信を行なっているユーザーは3290万で、ソーシャルメディア利用者の65.0%に相当する。
インターネットユーザーにおけるSNSの利用率は、mixiが26.1%︵前年調査27.0%︶、Facebookが24.5%︵同8.3%︶、Mobageが8.4%︵同6.3%︶、GREEが7.8%︵同8.3%︶で、Facebookが大きく躍進。SNS全体の利用率もこれに伴って、前年の32.1%から45.6%に増加した。また、Twitterの利用率も前年の15.5%から26.3%と大幅に増加し、ソーシャルメディア︵SNSまたはマイクロブログ︶の利用率は52.0%とインターネットユーザーの過半数に達した。
利用デバイス別では、スマートフォンユーザーのソーシャルメディア利用率が66.7%と高く、40.0%がTwitterを、33.5%がFacebookを利用している。
インターネットユーザーにおける﹁LINE﹂の利用率は、﹁利用している﹂﹁試しに利用した程度﹂を合わせて21.3%で、最も利用率が高いのは男性10代の46.3%、次いで女性20代の43.4%、男性20代の32.7%となっている。
(Impress Watch8月22日)
スマートフォンの普及により、ここ数年におけるソーシャルメディア利用の状況が著しく変動しています。
特にFacebook、Twitter利用者の増加が目立ちます。
今年に入って、LINE ,カカオトークなどの急増があり、今後動向はさらに変動していくことでしょう。
新しいソーシャルメディアが増えては淘汰を繰り返す状況に、どのソーシャルメディアを使ったら良いのか迷いがちです。
それぞれ特徴がありますので、時代に合わせて、目的に合わせて使い分けることも必要だと思います。
一番大切なことは、ソーシャルメディアに振り回されないように、上手に利用していくことです。
ソーシャルメディアコンサルティング会社、Tribal Mediaに解りやすい分類がされていましたので、その図を元に考えてみます。
それぞれのソーシャルメディアを、︵リアルタイム-アーカイブ︶と︵誰が発信ー何を発信︶の軸で分類すると次のようになります。
当ブログは、毎日の新鮮な情報も、過去の蓄積情報もそれぞれ幅広く扱っていますので、プロットすると上図のようになると感じます。
次に、︵匿名-実名︶での分類です。
当ブログは、実名によるどちらかと言うと社会的な情報の発信を主にしていますので、右下に位置します。
僧侶の発信するブログは匿名のものが多いのですが、それでも一般ブログに比べると実名の割合が若干多いと感じます。
ただ、完全実名ブログっていうのは少ないですね。
独立行政法人 日本貿易振興機構が2012年3月に発表した﹁米国におけるソーシャルメディア事情調査﹂によると
日本においてFacebookのユーザベースが伸び悩んでいる理由のひとつとして、日本人におけるインターネットを通じたコミュニケーションの在り方が、米国人のそれと根本的に異なっている事が指摘される。英国の調査会社TNS が実施したオンライン利用者における実態調査︵2010年10月発表︶によると、日本人がソーシャルネットワーク上で繋がっているデジタルフレンドは、一人平均29人で、世界におけるFacebook利用者の平均130人に比べ最も尐数であることが報告されている。Mixiにおいても、日本における利用者のデジタルフレンド数は一人当たり平均にして27人と尐ないが、ここにもプライベートなやりとりができることや、限られた友人との密接な関係を尊重すること、匿名でのコミュニケーションを好むといった日本人の文化的特性が背景として考慮される。Mixi上で実名や自身の写真を公開する利用者の割合は、全体の5%に満たない。
という指摘も頷けます。
日本特有の要因が、現在のソーシャルメディア利用状況に反映されているといえます。