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2010年12月 8日
今年は 元日の月食⇒パール富士 からスタートしました。
それはそれは見事な光景でしたが、今年を締めくくるにふさわしい光景が︵晴れれば︶年末に見ることができます。
12月21日夕方に見られる皆既月食です。
今回の月食は、月が登る前からスタートしており、日本では半影食が始まってから月が昇ってきます。
2010年12月21日
14時27.7分 半影食はじまる。日本全域で月の出以前
15時32.3分 月食はじまる。 ※北海道東部の一部を除く日本の大部分の地域で月の出以前
16時40.4分 皆既月食はじまる。 ※近畿地方以西では月の出以前
17時17.0分 食の最大
17時53.6分 皆既月食がおわる
19時01.7分 月食がおわる
20時06.1分 半影食がおわる
月が低い高度の時に皆既月食となるということは、ある意味チャンスです。
なぜなら、景色と併せて観察しやすいからです。
どうせなら、ということで富士山頂から登る皆既月食が観察できるポイントを探してみました。
比較的良さそうなポイントは静岡県富士宮市の国道139号線、横手沢の近辺です。
カシミール3Dでシミュレートしてみると、丁度富士山の山頂から皆既月食が終わる直前の月が昇ります。
実際にどんな風に見えるだろうかということをカシミール画像と皆既月食の写真で作成してみました。
皆既月食の終わりの時刻には月の左下部分から明るくなってくるはずですので、こんな感じでしょう。
なんと幻想的な光景でしょう。
見ようによっては鏡餅の上のダイダイにも見えますね。めでたい。
このまま年賀状素材として使いたい気分です。
私はこの冬から新たに始まった仕事の関係で見ることは難しいかもしれませんが・・・なんとか見てみたいなぁ~と心の隅で思っています。
いずれにせよ、月食自体は日本全国で見ることが出来るので晴れることを願いたいものです。
今日は成道会。
お釈迦様はブッダガヤの菩提樹の下で明けの明星を眺めながら悟りを開かれたとされています。
金星探査機﹁あかつき﹂は周回軌道に乗ることが叶わなかったという発表が、成道会の朝に行われました。
こちらは残念なニュースでした。
しかしながら7年後の2016年再び地球が金星に接近する機に再挑戦できる可能性もあります。
失敗を生かして次なるステップを期待します。