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2008年9月 3日
街の様子を、居ながらにしてパソコンで手軽に見ることができることを謳い文句に、Googleによる新サービス、Googleストリートビューがついに日本でも始まりました。
このストリートビュー、是非実際に体験してみることをおすすめします。
まずは、その詳細かつ膨大なデータ量に驚かされます。
その反面、街を歩く人、各家の庭や窓など、プライバシーの侵害を知らない間にされているということに驚愕します。
自分の身の回りの情報がどのように公開されてしまっているのかということにアンテナを張っておくことは必要ですね。
﹁知らなかった﹂では済まされません。
Googleストリートビューは、地図上である地点をクリックすると、道路から撮影された画像を360度ぐるりと見ることができるというものです。
既に札幌、東京、横浜、大阪など主要都市におけるサービスが提供されており、次々とエリアは広がっていくことでしょう。
エリア内では、狭い路地に至るまで、車の入ることができるあらゆる道路からの眺めが蓄積されています。
貞昌院はこのような感じです。
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どのような方法で撮影しているのかということをスクープした記事がありました。
これを見る限り、シルバーの﹁プリウス﹂の屋根に1メートルほどの支柱を立てて、その上に前方向カメラとGPSアンテナを搭載しているようです。
⇒ TOM1.0的ブログ さんの記事
グーグル側の主張は﹁公道から撮影した画像は公開可能﹂という立場を取っています。
けれども、顔にぼかしがかけられているとはいえ、偶然に映りこんでしまった通行人や、洗濯物の干されているベランダとか、家の表札など、明らかに個人のプライバシーに関わるような画像も存在しています。
街のランドマークとなるような建物、ガイドブックに載るようなスポット、寺社などの公益性のあるもの、地図に掲載されるような主要な建物であれば、その有益性は判りますし、Googleストリートビューの対象としても許容できるものだと考えます。
しかし、一般家庭を無差別に高い目線︵高さ3メートルほど︶から見下ろすということが許容されるのかどうかは甚だ疑問であります。
このようなパロディーも作成されました。
実際にありそうで怖いです。
貞昌院墓地に隣接する道路のストリートビューで、Google撮影車の明らかな法令違反を発見しました。
この画像を撮影した道路は﹁歩行者専用道路﹂です。
車が入り込むことは出来ませんよ>Googleさん!
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