« ようやく梅雨らしい天候に |
最新記事
| 天神山下草刈り »
2007年6月27日
まもなく半夏生を迎えます。
天文学的には、黄経100度の点を太陽が通過する日ですから、7月2日ごろになる訳ですが、なぜ半夏という名称なのかというと、僧堂の九旬夏安居(旧暦4/15-7/15)期間のちょうど半分︵真ん中︶の日だからという説があります。
また、半夏生の日は毒草が生え、毒気に満たされるという思想があり特別な食事を取ったり、農作業は基本的に中止したりという風習が残されています。
この日には、福井では鯖を食べ、関西は蛸を食べ、京都では団子を食べ、香川では饂飩を食べる習慣があるそうです。
地方色豊かですね?
ということで、まもなく半夏生となるわけですが、この日が近づくと、半夏生の一番上の葉が白なります。
この植物には、半夏生ではなく、半化粧という字を当てたりもします。
白い葉が少しづつ生えてきている様子です。
暦をみなくても、半夏生が近いことがわかるのです。
自然は正直ですね。
このように白い葉が出てきたら、半夏生はもうすぐ。