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2007年5月21日
騒然!浅草・三社祭、担ぎ手次々と禁止の“神輿乗り”
江戸三大祭りの一つ、東京・浅草の三社祭が20日、最終日を迎え、クライマックスの﹁本社神輿渡御︵ほんじゃみこしとぎょ︶﹂が行われた。
しかし、浅草神社との取り決めを無視して担ぎ手が次々に神輿の上に飛び乗り、警視庁浅草署は同日、担ぎ手の男1人を都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕した。今回、浅草神社は担ぎ手側に﹁神輿に乗って騒ぐのは神様を冒涜︵ぼうとく︶する行為﹂として、“神輿乗り”の禁止を通告。担ぎ手が所属する同好会と呼ばれる各組織も了承していた。
ところが、午前7時過ぎ、本社神輿が境内から浅草寺境内に出てくると、法被姿の男衆が次々に飛び乗り、会場は﹁乗ったぞ、乗ったぞ﹂などの叫び声とともに騒然となった。マイクを手に儀式を仕切っていた宮頭︵みやがしら︶と呼ばれる役職の男性が﹁引きずり下ろせ﹂とどなったが、男衆らは見物客に向かってバンザイしたり、扇子を振り回したりして騒ぎをやめなかった。 ︵読売新聞︶
江戸三大祭の一つ、三社祭での騒ぎです。
浅草神社と奉賛会が主催となり氏子が神輿を担ぐのであれば何ら問題は無いのでしょうが、担ぎ手が不足した時代があり、神輿同好会が主体になってお祭りを取り仕切っているという歴史的背景があることが、このような問題を引き起こしているようです。
神輿
神輿、御輿︵みこし、しんよ︶は、日本の神社の祭の際に、神霊が御旅所などへ渡御するに当たって一時的に鎮まるとされる輿である。輿であるから通常は担ぎ上げて移動するものを指して言うが、それを台車に乗せて曳くものなど、別形態のものを指すこともある。
﹁御輿﹂は輿に御を付けたものであるが、通常はさらに御をつけておみこしと呼ばれる。神が乗る輿であるので﹁神輿﹂とも書かれる。
Wikiペディア
たとえ、お祭りが非常の盛り上がり、その興奮が高まったとしても、神聖なる御神輿に人が乗るという発想はまったく理解できません。
地元、上永谷でも秋祭りに御神輿が町内を練り歩きます。
祭典の前には、神様を御神輿にお迎えし、御払いの後、参加者全員二礼二拍手一礼した上で御神輿は出発します。
最近は、お祭りは単なるイベントに成り下がってしまい、儀礼の持つ意味合いが軽視されがちな傾向にあるということがとても残念に思います。
浅草神社との取り決めを無視しての行動なのですから、一度、三社祭宮出しの実施を中止することも止むを得ないのかもしれません。
関西のだんじりまつりの「山車」と「御神輿」の違いを知らない人が居るんですね。
投稿者 天真 | 2007年5月21日 11:43
今回は特に確信犯的なところがあるように感じます。
困ったものです。
投稿者 kameno | 2007年5月21日 23:29