« 法事の盛籠からみるマクロ経済 |
最新記事
| ご寺院さまからの返礼品 »
2007年5月19日
今日は、四十九日の法要と納骨があり、施主さんの墓地のある鎌倉霊園まで行って来ました。
鎌倉といっても、貞昌院は横浜の南に位置しているため、それほど遠くは無く、この霊園に墓地がある檀家さんも何十件かあります。
この新緑美しい時期の鎌倉はいいですね。
天気も良く、うぐいすの声もこだましています。
鎌倉霊園は、総面積が552,800?、4万を超える区画数を誇ります。
それはそれは広大です。
↓の写真のず?っと向こうまで墓地となっています。
Willcomにて撮影
納骨の際に、カロウトの中を覗くと、30年前に納骨されたご主人の骨壷と一緒に、並べて30年前のお酒が並べられていました。
参列の親戚の方が口々に
﹁これだけ寝かしてあれば、きっとうまい酒になってるだろうな?﹂
﹁30年も、ちびりちびりお酒を楽しんだんだろうね﹂
﹁おいしいものが少しだけあればいい人だったからね﹂
﹁これからは二人になって、美味しいお酒をわけあうのかな﹂
などと楽しそうに話しています。
読経、焼香の時間は、うぐいすの声がいっそう大きくなったような気がします。
以前、私のお墓の前で泣かないでください﹃千の風になって﹄の記事で、歌詞の解釈について書きました。
人は死を迎えたあと、どうなるのでしょうか。
千の風となっていろいろなところを旅しているのでしょうか。
そして、色々なところを巡った後、やはりお墓の中のもどって、ゆっくり休んでいたりもするんでしょうか。
﹃千の風になって﹄の歌詞を頭に思い浮かべながらの帰路でした。