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2007年5月 3日
境内の新緑も日増しに色濃くなっています。
今朝の坐禅会では、裏山で盛んに鳴くうぐいすの声に包まれて坐りました。
この時期の坐禅は、特に大自然を観じながらゆったり行じることができます。
ほんとうに贅沢な時間です。
※貞昌院では、毎週木曜日早朝に坐禅会を行っています。
※どなたでも参加歓迎です。参加希望の方は こちらの予定表をご覧になり、お越しください。
さて、昨日は、﹁生きる力﹂の編集会議がありました。
﹁生きる力﹂というのは、教区︵貞昌院の近隣の寺院21か寺によるグループ︶で、毎年夏に発行している檀信徒向けの刊行物です。発行部数1万部を超えています。
今年で実に30年目を迎えました。
つまり、第30号となります。
手元にある冊子を並べてみました。
表紙の図柄は、
1?5号は蓮
6?10号は鎌倉の大仏
11?15号は再び蓮
16?20号は達磨
21?25号は大船観音
26?30号は羅漢
それぞれの図柄で、表紙の色を、﹁地水火風空﹂の五行に基づく﹁五如来幡﹂の 青・黄・赤・白・黒 の順でと毎年変えています。
30年前といえば、私がまだ小学校高学年でした。
市営地下鉄が上永谷まで開通した翌年であり、この上永谷の街も劇的に変わりました。
見渡す限り田んぼ、畑だった谷戸の光景は丸山台の開発により住宅街になっています。
そのような中、﹁生きる力﹂は、変わらずに毎年コンスタントに発行されてきました。
記念すべき30号では、﹁生きる力﹂の歴史を振り返る特集となっており、発刊当初の諸先輩御老師方の思い、編集の苦労なども熱く語られています。
私も編集に携わって約10年になりますが、諸先輩御老師の意思を引継いでいけたらとの思いを新たにしています。
あと1ヶ月ほどで﹁生きる力﹂30号が発行され、貞昌院檀信徒の皆様には、7月26日の大施餓鬼会︵おせがき︶の時に配布させていだく予定です。
どうぞお楽しみに。