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2007年2月11日
境内のあちこちにオオイヌノフグリが咲き始めました。
とても小さな、コバルトブルーが美しい花ですね。
まだ朝なので、蕾の状態です。
8:55撮影
オオイヌノフグリ
ヨーロッパ原産の帰化植物。路傍や畑の畦道などに見られる雑草。
早春にコバルトブルーの花をつける。花弁は4枚。ただしそれぞれ大きさが少し異なるので花は左右対称である。花の寿命は1日。
葉は1-2cmの卵円形で鋸歯がある。草丈10-20cm。
名前のフグリとは陰嚢の事で、実の形が雄犬のそれに似ている事からこの名前が付いた。ただし、これは近縁のイヌノフグリに対してつけられたもので、この種の果実はそれほど似ていない。だから、正しくは、イヌノフグリに似た大型の植物の意である。
出典: Wikipedia
オオイヌノフグリは、和名ですが、フグリは﹁陰嚢﹂。花のイメージとはうらはらに、ずいぶんな命名です。
花に意思があるのなら、きっと不本意に違いありません。
別名は
﹁瑠璃唐草﹂︵ルリカラクサ︶
﹁天人唐草﹂︵テンニンカラクサ︶
﹁星の瞳﹂︵ホシノヒトミ︶
といったような花のイメージにぴったりのかわいらしい名前があります。
こんなことを思っていたら、ふと、先日のニュースが頭をよぎりました。
差別的語を含む標準和名の改名とお願い
2007年2月1日
関係者各位
日本魚類学会では、﹁メクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、セムシ、イザリ、セッパリ、ミツクチ﹂の9つの差別的語を含む魚類の標準和名について議論を重ねてきました。その結果、1綱2目・亜目5科・亜科11属32種を含む51タクサ︵分類単位︶の標準和名を改名すべきであるとの結論に達しました︵html版, pdf版(97KB) ︶。関係者各位におかれましては、今後、これらの標準和名の普及にご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、改名の目的や経緯、学会員からの意見とそれらへの回答、会員以外の方から寄せられたご意見等への考え方を本会HPに公開しています。これらをご参照いただき、この問題への理解を深めていただければ幸甚です。
日本魚類学会
日本魚類学会からの、標準和名変更のお願いのニュースです。
具体的な勧告内容は
日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告
にあります。
また、改名に関する意見とそれに対する回答が、とても参考になりますので併せてご紹介いたします。
︻意見例︼
・改名したら差別はなくなるのか?
・標準和名に含まれる、例えばメクラやイザリという語は、その名称がつけられた生物の形態的な特徴や行動的な特徴を単に記述しただけであり、人間の差別にはあたらないのではないか?
・名前には歴史的意義があるので改名は文化の破壊行為︵言葉狩り︶ではないのか?
・改名は、言葉の差別性を声高に主張している個人や団体に配慮しすぎており、過剰反応ではないか?
学会員からの意見に対する回答
差別的語を含む標準和名の改名に寄せられたご意見に対する考え方
名前に差別語を用いるのはもってのほかですが・・・・
フグリは差別語というわけではなく、していえば不快語というべき分野なので、日本魚類学会の改名勧告とは趣旨が異なりますけれど、個人的な意見としては、オオイヌノフグリも、改名をしてあげて欲しいと感じています。
如何でしょうか、日本植物学会さん。
そして、命名をするときには、︵たとえ物であっても︶相手の立場になって心をこめて、行うことが大切であると感じました。
一枚目の写真と同じ花です。
寿命一日限りのはかない花は、すっかり開ききっていました。
13:10 撮影